理解が深まる映画レビューサイト
映画レビュー数 5,735件
3人の女子が過去の自分と決別する『エンパイアレコード』
エンパイアレコードは一見すると、男性がいっぱい登場するので、男性中心の映画に見えるかもしれません。しかし、3人の女子店員はすべてキャラ分けされていて、3人とも現状に不満があります。この映画は、そんな3人の成長物語とも言えるので、実質の主役は女性なのではないかと筆者は考えました。デブラの場合鼻ピアスが特徴のデブ...この感想を読む
本当の悪とは何か
一瞬においを感じた一気に心をつかまれた。状況を把握するのに少し時間がかかったが異常な空間なのはすぐに分かった。暗く薄汚いだだっ広い場所、機械の音、加工しているニオイ、そんなものが感じられるようだった。戸惑うことなく行われる彼女たちの儀式。なぜ、なぜと疑問が沢山浮かんで期待度が一気にあがる。どうしてそんなこ...この感想を読む
ヒュー・ジャックマンの思いがけないリアルな演技が印象的
重々しく悲痛な冒頭部分この映画はヒュー・ジャックマン演じるケラーの娘アンナが、隣人の娘ジョイとともに何者かによって誘拐されてしまうところから始まる。楽しげな感謝祭のパーティがたちまち地獄に変わるような親の心境は、子供を持つものなら誰しも痛いほど理解できるものだろう。この事件を担当するのは、担当して未解決に...この感想を読む
最初から最後まで、遊び心が満載
ジャッジ!はこんな作品この作品は、広告代理店に勤める太田喜一郎が、ひょんな事からCMの国際賞の審査員に抜擢されるというストーリーです。日本では何をやってもダメだった喜一郎が、体当たりな英語と不正を許さない姿勢で、いつしか審査員皆のハートを掴んでいきます。ちょっとしたセリフやシーンが後から生きてくるなど、脚本...この感想を読む
イマイチ感情移入出来ない
類似作品との違い設定的にはありそうでない感じだけど、なんとなく見てみようかなと思ってみた作品。あれだけ生徒には興味がなかった先生がどういうきっかけで好きになるのかが気になった。年齢的にも恋愛してはいないという法律があってそれに歯向かってまでする恋愛ってどういう心理なのかという興味もあった。そんな中、1つの...この感想を読む
色褪せない悲しみと温かさをもった作品
マチルダ役のナタリー・ポートマンの魅力この作品が公開された1994年は、まだ映画館によっては「同時上映」のシステムが取られていて、1800円払って二本映画を観ることができる時代だった。よって、別の某映画を観に行ったところ、同時上映がこの「レオン」だったのだが、不覚にも本命の映画よりこちらの方がはるかに印象に残る映...この感想を読む
ハゲマシガールが一番おもしろい
「サビ女、サビ男」はこんな作品!この作品は、四つのオムニバス映画から成る、短編映画集です。どれもコメディ色が強く、また設定が少し変わっているのが特徴です。全ての作品に、フジテレビ系の「世にも奇妙な物語」の一編のような、風変わりな雰囲気がありました。「ハゲマシガール」の感想とにかく下らなくていいですね!めち...この感想を読む
往年の太宰治をおもう
「パンドラの匣」はこんな作品この作品は、太宰治の小説、「パンドラの匣」を原作とした映画です。1945年の戦後まもない日本を舞台に、結核を患い、隔離病棟で集団生活を送る青年、「ひばり」の目線で物語が語られていきます。音楽や画面の撮り方が、お洒落でモダンな雰囲気があり、太宰治の作品の雰囲気にピッタリだと思いました...この感想を読む
『七夜の願い星 ジラーチ』の面白さの理由を考える
ポケモンの映画は毎夏公開される子供向け作品ながら、中には大人も楽しめるものもあり、名作と呼ばれる存在がいくつも生まれているシリーズです。ここでは、そんなポケモンの映画の中でも特に面白いと私が感じている『七夜の願い星 ジラーチ』について、その面白さの理由を探っていきたいと思います。映画用に短く綺麗にまとまった...この感想を読む
前作に引き続き、元気がもらえる映画
2なのに面白いというレアな映画この映画は前作「デンジャラス・ビューティー」の続編である。だいたい、2や3がタイトルにつく映画は、2匹目のどじょうを狙って作られた感じで、さほど面白くない場合が多い。サンドラ・ブロックでいうと、「スピード2」がいい例だ。もちろん彼女が悪いわけではないが、私の中では、あの映画は...この感想を読む
ページの先頭へ
当サイトではJavaScriptを使用しています。JavaScriptを有効にして再度アクセスしてください。