気になるふたつ
画像がとても綺麗でした。昼下がりのシーンが何度か出てくるのですが、やさしい金色の光でとても綺麗なシーンが印象的です。自分の人生というのは、誰でも自分中心に動いているとは限らない。なぜ自分だけと思うこともあったが、この映画を見たときに、まじめで不器用な人にも、幸せになる可能性はあるのだと思った。私がこの作品で好きなシーンは父親に手紙を読むシーンと、最後の二人が会うシーン。父親は、不器用で口下手で、自閉症を疑われるほどだったが、それでも彼は彼なりに父親を愛していた。表現ができないだけで、心は父をいつも思っていた。それを手紙を読み聞かせたとき、父はただ彼を抱き寄せた。このシーンがすきなのだけれども、なぜ、このシーンのとき父は廊下にベッドを動かされていたのだろうか。脳梗塞で倒れた父は、廊下に追いやられていたのか。それとも移動の途中だったのか。私は、認知症の介護をしたことがあるので思ったのが、た...この感想を読む
3.53.5