ティファニーで朝食をのあらすじ・作品解説
作家、トルーマン・カポーティの小説をブレイク・エドワーズ監督による映画化されたティファニーで朝食をは、ニューヨークで暮らしながら、玉の輿を夢見る、一風変わった思考を持つ女性のストーリーである。 名前もつけていないネコとニューヨークのアパートで暮らすホリーは、早朝、高級店のティファニーの前にある人気のないカフェでパンとコーヒーを楽しむのが日課になっていた。自由奔放に暮らす彼女は男を虜にする魅力に溢れていたが、ティファニーのウィンドウを見つめながら、いつか必ず玉の輿に乗って幸せになるという、密かな野望を抱いており、相手にはしない。 ある日、彼女の住むアパートに自称小説家の青年、ポールが引っ越してきた。中年のパトロンをつけたポールは、自由奔放で毎日を楽しむホリーの性格に段々と興味を抱くようになる。 主人公であるホリーを演じたオードリー・ヘップバーンの代表的作品ともなった本作品はオードリーの魅力溢れる映画となっている。
ティファニーで朝食をの評価
ティファニーで朝食をの感想
映画ではなく芸術
よくわからない題名こそは有名だし知っていましたがなぜこれが名作といわれているのかよくわからない。おしゃれではあるけど、内容に深みがないというか。でもこれよく考えたら1961年の映画なんですよね。物語は正直つまらなかったけど、大事なのはそこじゃないのかなって思いました。というのも、確かにレトロ感はあるのですが古臭さをまったく感じなかっただんですよ。描写が芸術的というか、今見てもすごく綺麗なんです。物語を追求する映画ってよりは、ただ見て目で楽しむ感性で楽しむといった芸術的な見方のほうがあっているかもしれません。ただ日本人を馬鹿にしているような描写はどうも好きではありません。昔の作品でコメディ要素として仕方のないことなのかもしれませんが。恋愛などの価値観の違い日本の現代との価値観がすごい違うのでロマンチックというよりも下品な女性にホリーが見えてしましました。オードリー・ヘプバーンがとても気品ある...この感想を読む
自由に生きるのもラクじゃない
オードリー・ヘップバーンの主演作としてとても有名な作品です。カポーティーが書いた原作とはかなり違ったテイストになっていると言われていますが、ロマンティックな映画として女性には今でも人気があります。特に高級ブランド店のティファニーでの粋なやり取りは、女性なら憧れてしまいますよね。誰にも束縛されない自由な生き方をする主人公に憧れる女性も少なくないと思います。後半は少々センチメンタルな展開になってしまって、自由気ままに行きていくことの難しについて考えさせられます。しかし、最後の有名な雨のシーンに流れる「ムーンリバー」を聞けば、幸せな気持ちになれるのではないでしょうか。
体は売っても心は売らない 買えるのかな、心。。。
1961年公開のアメリカ映画、 原著はトルーマン・カポーティ 。これはカポーティが好きな人には見逃せない、ばっちりな映画だ。カポーティとマリリンモンローが友人だったので、モデルはマリリンだったと言う。マリリンに出演依頼されたけど、キャラクター設定と自分のイメージが合いすぎるのに難色を示したので、オードリーになった。オードリーは金持ちを狙う猟人、金のある男と時間を過ごし生活費用を稼ぎ出す。オードリーがイブニングドレスで朝帰り、宝石店を眺めながら帰っていく。同じアパートに引っ越してきた貧乏作家は、体を売って生活する男めかけライフを送っていた。これは同業者のエール交換だ。武士は食わねど高楊枝なんてことは言ってたれないと言うアメリカンスピリッツだ、体を売っていたからと同業者同士は相手を貶めることは無い。カポーティが描き出す人々は彼の筆の中でくるくると操られる。原作を読んでから見ると、より一層楽しむこ...この感想を読む