新潮社のおすすめ小説一覧
新潮社の人気小説から新作小説まで全2572作品を、人気の高い順に一覧表示しています。レビューン小説では、感想と評価をもとにおすすめの小説をご紹介しています。
狐笛のかなた
- 感想数
- 1
- 読んだ人
- 1
何もかもうまくいかない気分になった時読んでください
私たち大人は、現実はドラマや映画、おとぎ話のように都合よくいかないことをよく知っています。そして、ドキュメンタリーでさえ、奇跡的なエンデ...
春の雪
- 感想数
- 1
- 読んだ人
- 1
雅の極致にて"冒瀆の快楽"を賭けようとする、至高の姿を描いた、三島由紀夫の晩年の名作「豊饒の海(一) 春の雪」
私の三島由紀夫との出会いは、彼の「金閣寺」で衝撃を受け、それからというもの「仮面の告白」「潮騒」「午後の曳航」「鏡子の家」などと読み進め...
- 作家
- アーサー・コナン・ドイル、他
シャーロック・ホームズ【全集】
- 感想数
- 1
- 読んだ人
- 1
二つの驚愕の落ち
シャーロック・ホームズ物の長編です。いつものように依頼によって謎の殺人や暗号文を解きにいったことから物語ははじまります。本作は「緋色の研...
東の海神 西の滄海 十二国記
- 感想数
- 1
- 読んだ人
- 1
尚隆と六太の物語
小野不由美さんの十二国記シリーズの三作目の新潮文庫完全版です。前作は麒麟と麒麟による王の選定にスポットが当てられていましたがこの物語では...
血脈の火
- 感想数
- 1
- 読んだ人
- 1
長い長い人生の営みシリーズの第三弾
タイトルから感じる新たな展開血脈の火は、流転の海シリーズの3作目にあたる。このレビューを書いている時点では第8作目まで刊行されているが、主...
予定日はジミー・ペイジ
- 感想数
- 1
- 読んだ人
- 1
リアリティ溢れる、フィクションの妊婦日記
この表紙の絵、何を表わしているんだろうなあ~と思って、ある時、ふっと見たら、妊婦さんの絵だったんですね。妊婦さんと月。。綺麗な絵だと思い...
晩年
- 感想数
- 1
- 読んだ人
- 1
晩年という言葉の嘘。
高校の現文教科書に載っていました。短編集です。私は大学の頃、晩年の講義を受けました。知れば知るほど深みにはまって足は定まらない方向へ無理...
後白河院
- 感想数
- 1
- 読んだ人
- 1
編年体の歴史記述とは異なった方法で、史実や人物像の相対性、客観性を保証するための試みとして書かれた、井上靖の長編歴史小説「後白河院」
史観という衣装をはぎ取ってみる時、歴史とはひどく孤独な、それでいて人間臭いものではないだろうか。華やかな大義名分の陰には、血生臭い抗争が...
- 作家
- ジークムント・フロイト、他
夢判断
- 感想数
- 1
- 読んだ人
- 1
フロイトらしい
集団的無意識とか文学や芸術の分野にも大きな影響を与えたフロイトの作品です。ニューエイジ的なオカルトの思想に都合よく取り上げられるので、な...
慈雨の音
- 感想数
- 1
- 読んだ人
- 1
シリーズ上最も淡々としつつ、日常の事件が最も交錯する巻
一見静かなようで色々な事件が起こる日々慈雨の音は著者宮本輝氏によると、松坂一家周辺の人間への慈しみが横溢していたと感じる巻ということから...
タイム・ラッシュ
- 感想数
- 1
- 読んだ人
- 1
ラストのどんでん返しが好きな人にはオススメ。
元警察官の山縣の下で探偵として働く真田省吾。正義感が強く、思い込んだら突っ走ってしまう直情型。その彼の隠された過去も語られるのですがその...
敦煌
- 感想数
- 1
- 読んだ人
- 1
歴史の空白を埋める、歴史小説の試みの成果を示す、井上靖の「敦煌」
かつて歴史学者の岡田彰雄は、歴史学者と小説家の歴史に対するアプローチの違いについて、「歴史学者が自分の吐く息をかける事によって、史料と史...
アンの幸福
- 感想数
- 1
- 読んだ人
- 1
校長先生となったアンの奮闘記
『赤毛のアン』シリーズの4作目です。ここまで読もうと思うのは、すっかりアンの魅力に引き込まれてしまった人だと思いますから、もしかしたら、...
落花流水
- 感想数
- 1
- 読んだ人
- 1
恋多きおんな一代記!
主人公・手毬がたどる数奇な運命を、10年きざみの部立てでえがいたクロニクル風長編小説。次の部に入ると主人公は10歳としをとり、立場や家族構成...
凍
- 感想数
- 1
- 読んだ人
- 1
壮絶な記録。
先日、冒険家・三浦雄一郎さんが80歳でのエベレスト登頂記録というニュースで賑わいました。そんなニュースをみながら、この沢木耕太郎さんの『...
星への旅
- 感想数
- 1
- 読んだ人
- 1
音を感じない静謐さの漂う短編集
第一印象をくつがえした「鉄橋」吉村昭を初めて知ったのはこの「星への旅」だった。図書館で不要になった書籍を譲ってくれるという機会があり、そ...
愛に乱暴
- 感想数
- 1
- 読んだ人
- 1
吉田修一の思惑通りに踊らされた感覚
ずっとある気持ちの悪さタイトルと扉の絵に惹かれて読み始めたこの作品は、冒頭からなにか不穏な空気を纏いつつ始まる。そして結婚している人間が...
- 作家
- ウィリアム・シェイクスピア、他
ヴェニスの商人
- 感想数
- 1
- 読んだ人
- 1
シェイクスピアらしい人間劇
シェイクスピアらしい濃厚で生々しい人間劇が描かれています。基本的には悪いユダヤの商人がいて、そのユダヤの商人に最後はとんちを効かせて一杯...
- 作家
- ウィリアム・シェイクスピア、他
ロミオとジュリエット
- 感想数
- 1
- 読んだ人
- 1
名作過ぎて語ることなし
言わずと知れたシェイクスピアを代表する名作ですね。ロミオとジュリエットの哀しい恋の物語は何時の時代も人々の心をとらえられます。敵対しあう...
日蝕・一月物語
- 感想数
- 1
- 読んだ人
- 1
文章力に注目
本書の特にデビュー作ともなった「日蝕」で作者は一躍有名人となって文壇にデビューし、時の人になりました。日蝕は発表された当時も読んだもので...