新潮社のおすすめ小説一覧
新潮社の人気小説から新作小説まで全2572作品を、人気の高い順に一覧表示しています。レビューン小説では、感想と評価をもとにおすすめの小説をご紹介しています。
東亰異聞
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ミステリ…じゃない!?反則ワザのラストが僕らを嘲笑う、小野不由美の意地悪さ
在りし日の探偵小説は陰鬱と耽美のミスリード間違いなく思う。この作品は小野不由美先生からの挑戦状だ。個人的な話をすれば、小野不由美の事を知...
長崎乱楽坂
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没落していく家で育っていく兄弟の物語
面白みがわからないまま読み終わってしまった本この本を読んで一番に思ったことは、テーマは面白そうなのになんだか文章が全く頭に入ってこず、わ...
クラインの壷
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衝撃的でとても怖い。
ゲームの原作に応募し、選ばれた主人公が実際のゲーム制作に関わる…物語はそこから始まります。しかし、そのゲーム制作に関してはすべてが謎。な...
雪沼とその周辺
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ベリー・タイニー(ちいさなちいさな)・ストーリーズ。
「雪沼」という土地の周辺に暮らす人々の、些細でささやかな営み、成り行きを描いた7つの短編からなる短編集。収録作はどれも同じ土地が舞台と思...
できそこない博物館
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創作メモ155編と、星さんの発想の秘密がわかるエッセイ集
生涯でショートショートを1000編以上書かれてきた星新一さん、題材には膨大な創作メモが存在します。そのメモの中からいくつかを、実際に公開し、...
尋ね人
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函館と仙台、大阪の過去と現在が交差する深みのある恋愛小説
母親の意外な過去から始まる物語この物語の主人公は李恵という女性だ。18才で上京して以来、全てを捧げて尽くしてきた仕事と男性に捨てられ、故...
パスタマシーンの幽霊
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不思議な22話のショート・ショート集
最後の一話を除き、クウネルという雑誌に、2006年9月から、2010年1月まで連載された、ショート・ショートを集めた本、です。ちなみに、...
東の海神 西の滄海 十二国記
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尚隆と六太の物語
小野不由美さんの十二国記シリーズの三作目の新潮文庫完全版です。前作は麒麟と麒麟による王の選定にスポットが当てられていましたがこの物語では...
敦煌
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歴史の空白を埋める、歴史小説の試みの成果を示す、井上靖の「敦煌」
かつて歴史学者の岡田彰雄は、歴史学者と小説家の歴史に対するアプローチの違いについて、「歴史学者が自分の吐く息をかける事によって、史料と史...
城の崎にて・小僧の神様
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城の崎にて
九死に一生をおえた「自分」は養生のため城崎温泉を訪れる。そこで、「自分」は色々な死に遭遇する。蜂の死骸や首に串が刺さったネズミ、そして偶...

- 作家
- アーサー・コナン・ドイル、他
シャーロック・ホームズの冒険
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アイリーン・アドラー女史
シャーロック・ホームズの冒険は珠玉の短編集です。名作ぞろいで、まさに冒険です。最初の「ボヘミアの醜聞」であのアイリーン・アドラーが出てき...
後白河院
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編年体の歴史記述とは異なった方法で、史実や人物像の相対性、客観性を保証するための試みとして書かれた、井上靖の長編歴史小説「後白河院」
史観という衣装をはぎ取ってみる時、歴史とはひどく孤独な、それでいて人間臭いものではないだろうか。華やかな大義名分の陰には、血生臭い抗争が...
くまちゃん
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失恋スパイラル☆
とても面白く拝見させて頂きました。 『くまちゃん』ってうタイトルから、ほのぼのしたエッセイ系の小説かなーと想像したのですが、そうではなく...
朝日のようにさわやかに
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心地の良い気色悪さ。
図書館の海よりも好き以前、恩田陸先生の短編集を読みました。「図書館の海」というタイトルで、私はミステリー小説を読み始めたばかりの頃でした...
日蝕・一月物語
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文章力に注目
本書の特にデビュー作ともなった「日蝕」で作者は一躍有名人となって文壇にデビューし、時の人になりました。日蝕は発表された当時も読んだもので...
黄色い目の魚
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青春恋愛小説
とても思い入れのある一冊。いわゆる”ボーイ ミーツ ガール”系の物語、と言っても良いのかな。初めて読んだのは確か自分も学生の時で、主人公た...
慈雨の音
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シリーズ上最も淡々としつつ、日常の事件が最も交錯する巻
一見静かなようで色々な事件が起こる日々慈雨の音は著者宮本輝氏によると、松坂一家周辺の人間への慈しみが横溢していたと感じる巻ということから...
十番斬り
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安定の面白さ
いつもながらするするとあっという間に読んでしまいました。「まだ10人まりもいる」・・・死の病に蝕まれながらも悪人退治を続ける一人の剣客。...
憑神
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不器用な男のすばらしい人生
実直にしか生きられない男の悲しくも素晴らしい人生の物語です。三廻稲荷にお参りしたはずが、間違えて三巡稲荷へお参りしてしまい、貧乏神、疫病...
娼婦の部屋・不意の出来事
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性を通して人間の精神と肉体の在り様を、乾いた文体で描き、人間の本質を見つめる作家・吉行淳之介の初期の名作「娼婦の部屋」
日本文学史上において、"第三の新人"と言われた、安岡章太郎、庄野潤三、遠藤周作らとともに、私の大好きな作家・吉行淳之介の初期の短編小説「娼...