その他のおすすめ小説一覧
その他の人気小説から新作小説まで全13969作品を、人気の高い順に一覧表示しています。レビューン小説では、感想と評価をもとにおすすめの小説をご紹介しています。
博士の愛した数式
- 感想数
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- 読んだ人
- 41
2冠にふさわしい、小川洋子代表作
現代を支配するSNSより強い繋がり2016年現在、日本の多くの人がスマートフォンを持ち、いろいろなSNSで繋がりを保っている。私はたまたま個...
1Q84 Book
- 感想数
- 4
- 読んだ人
- 40
所々気になる違和感が拭い去れない作品
魅力的な始まり方なにやら思わせぶりで訳知り顔のタクシードライバーとの会話から始まるこの物語は、冒頭から不思議な魅力となにが起こるのだろう...
夜のピクニック
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- 4
- 読んだ人
- 36
長い人生を生きていくのと同じように、時々立ち止まったり休んだりしながらも、進み続ける旅を描いた作品
北高の名物となっているのは、毎年秋に行われる鍛錬歩行祭。これは夜中に数時間の仮眠を挟んで、朝の8時から翌朝の8時まで、ひたすら80kmという距...
ナミヤ雑貨店の奇蹟
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- 4
- 読んだ人
- 33
ほんわか
「奇跡」ではなくて、「奇蹟」を使っているところがいいですね。タイトルから、想像するに、小さなふるーい雑貨屋の話かと思っていました。でも内...
舟を編む
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- 5
- 読んだ人
- 31
三浦しをんの本屋大賞受賞作品
三浦しをんの名を一気に押し上げた、本屋大賞受賞作『舟を編む』は、一躍作家・三浦しをんの名を世に広めた作品であろう。もっと詳しく語るなら、...
西の魔女が死んだ
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- 読んだ人
- 28
本作品に見る、ケルト思想と宮崎駿との共通点
「不思議」を大事に書いているイギリス留学中に児童文学者であるベティ・モーガン・ボーエンに師事した、という梨木香歩、本作はタイトルに「魔女...
ナイン
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- 1
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- 29
少年達の固い絆
だまされてもなお味方この作品は、作者の井上ひさしさんが当時借りていた新道の畳屋さんの店主と話すところから始まります。大人になった新道少年...
八日目の蝉
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- 読んだ人
- 28
被害者視点で読む、本作の魅力
倒叙小説としての面白さ本作は、『紙の月』『対岸の彼女』など多くの作品が映像化されるなど、今や人気作家としての地位を確固たるものとした角田...
海辺のカフカ
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- 4
- 読んだ人
- 24
村上春樹、21世紀への船出 我々は何を失い、何を得たのか
考察のための事前情報村上春樹2002年発表作品、長編としては10作目に当たる。前後の長編としては「スプートニクの恋人」、「アフターダーク...
風の歌を聴け
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- 5
- 読んだ人
- 21
まだ村上春樹小説を読んだことのない人にお勧めしたい一冊「風の歌を聴け」
生きることの難解さ、生きることの悲しさを歌った村上春樹の処女作品小さい頃から生きることに疑問を感じてきた主人公の「僕」がデレク・ハートフ...
アルジャーノンに花束を
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- 読んだ人
- 21
幸せってなんやろ
天才ねずみ、アルジャーノン、知的障害の青年にアルジャーノンが受けた手術と同じ手術をする。青年は天才になるが、最終的に、また知能は退化して...
変身
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- 4
- 読んだ人
- 20
実際にこんなことあったら嫌だなー。。
脳移植は、数少ないが日本でも実際に行われている事で、その脳移植が元でこのお話の主人公ジュンイチは、どんどん変わっていってしまう。というス...
県庁おもてなし課
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- 読んだ人
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高知県の観光ブック
高知県庁おもてなし課に配属された青年と、地元の女の子のお話。有川さんの小説の場合、この時点でこの二人がくっつく(笑)のはもうお約束。それ...
Q&A
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- 3
- 読んだ人
- 19
大き過ぎる真実
真実はもしかしたら1つではないのかもしれない。芥川龍之介「藪の中」を連想させるような、奇抜でいて王道な小説。解決のない物語。恩田陸『Q&A...
キッチン
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- 読んだ人
- 17
大事にしたい本
自分の一部のような本ここまで自分の体のような、心のような、手にして開けると懐かしさを感じる本はないと思うほど静かにわたしの中に沈んでいき...
蛇にピアス
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- 8
- 読んだ人
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トラウマ作品
芥川賞受賞作品もはや映画の印象の方が強いという人の方が多いのではないかと思いますが、私はこの小説を初めて手にしたのが中学三年の時で、幼さ...
蜘蛛の糸
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- 3
- 読んだ人
- 16
救いの糸を、我欲す
神の嘆き、亡者の愚かある日の事でございます。御釈迦様は極楽の蓮池のふちを、独りでぶらぶら御歩きになっていらっしゃいました。この有名な一文...
阪急電車
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- 8
- 読んだ人
- 16
癒される物語です。
最初に映画を観て、自分が昔から親しんできた阪急電車が題名のこんなに素敵な作品があるなんて!!と嬉しくなってしましました。小説を読んでみて...
色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年
- 感想数
- 7
- 読んだ人
- 17
失われた人生を快復する旅の物語
いつも救われてきた気がつけばもう20年以上、村上作品と共に生きてきたのだなあと思います。若い時代の混乱した日々を経て、現在の浮き足立った...
きみの友だち
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- 読んだ人
- 14
ホントの友だち
重松清さんの「きみの友だち」を読んで、ホントの友達とはどういう意味なのかしっかりとまなぶことができました。ホントの友達の意味は何でもわか...