新潮社のおすすめ小説一覧
新潮社の人気小説から新作小説まで全2572作品を、人気の高い順に一覧表示しています。レビューン小説では、感想と評価をもとにおすすめの小説をご紹介しています。
アナ・トレントの鞄
- 感想数
- 1
- 読んだ人
- 0
空想の品物を届けに
映画『ミツバチのささやき』に登場する、アナ・トレントの鞄を仕入れに出る旅。 基本的クラフト・エヴィング商會の本であると云える。時空を越えた...
旅する力
- 感想数
- 1
- 読んだ人
- 1
『深夜特急』を全て読み終えて。引き続き・・・。
これは、沢木耕太郎さんの『深夜特急』を全て読み終えていると、大変楽しめる作品です。『深夜特急』での裏話や、後日談をまとめてあります。たと...
私の遺言
- 感想数
- 1
- 読んだ人
- 1
フィクション?ノンフィクション?
ぜひ、「血脈」のあとに読んでいただきたい本。なぜ血脈という本を書いたのか・・・の理由がこちらの本の中にあります。この本に書かれていること...
異人たちとの夏
- 感想数
- 1
- 読んだ人
- 1
思いがけなくも切ないホラー小説
奥田英朗を通して知った山田太一山田太一といえば、たくさんのドラマの脚本を手がけている脚本家だ。彼が手がけた「ふぞろいの林檎たち」なら私で...
三たびの海峡
- 感想数
- 1
- 読んだ人
- 1
正義感に突き動かされた復讐
徴用された朝鮮人の苦悩帚木蓬生の小説の根底にはいつも正義がある。彼が書いた小説の中の主人公の行動を左右する指針は正義感であると私は思って...
男と点と線
- 感想数
- 1
- 読んだ人
- 1
西加奈子のおすすめ作家、山崎ナオコーラを初読
西加奈子と仲良しみたいなので「友達のトモダチ感覚」で読んでみた山崎ナオコーラの作品自体に何の予備知識もない状態で「男と点と線」を読んでみ...
みぃつけた
- 感想数
- 1
- 読んだ人
- 1
大人も子どもも楽しめるハートフルな絵本
畠中恵さんの人気シリーズ『しゃばけ』の外伝的な絵本です。『しゃばけ』シリーズ愛読者ならおなじみの佐助や仁吉はまだ出てこない(来たばかりで...
知らない映画のサントラを聴く
- 感想数
- 1
- 読んだ人
- 1
罪で繋がる恋と友
つかめない枇杷のキャラ枇杷は23歳ニートで引きこもりのはずなのに、そういった暗さが全く感じられない。家族や昴との軽妙な会話がそうさせている...
私という病
- 感想数
- 1
- 読んだ人
- 1
赤裸々な
中村うさぎさんが自分の「女としての価値」を確かめるために風俗で働いた経験を赤裸々に綴ったエッセイです。全身整形したことだとか、買い物依存...

- 作家
文豪ナビ 三島由紀夫
- 感想数
- 1
- 読んだ人
- 1
『文豪ナビ 三島由紀夫』「世界を変貌させるのは決して認識なんかじゃない。」について
世界はどうやったら変貌するのか三島由紀夫の『金閣寺』は、実際に起きた事件を元にして書かれています。1950年(昭和25年)7月2日未明に起きた「...
噂の女
- 感想数
- 1
- 読んだ人
- 1
強かな女性の強かな物語
「噂の女」とは読み始める前はタイトルとおり、それぞれの話の舞台で噂になっている女を書き出した話だろうと思っていた。ちょうど「マドンナ」を...
針がとぶ
- 感想数
- 1
- 読んだ人
- 0
人生を垣間見る
人は生きていく中で、他人と触れ合っていく。たった独りだけで生きていくことは不可能で、気がつけば色んな交流を経験してきているものだ。人と人...
メリーゴーランド
- 感想数
- 1
- 読んだ人
- 1
村おこしならぬテーマパークおこしストーリー
赤字ハコモノの描写のうまさこの物語は、カップルがある市にあるテーマパークに訪れる場面から始まる。これがリアルで面白い。カップルの男の子の...
スカーレット
- 感想数
- 1
- 読んだ人
- 1
うーん、なんだかね・・・
大作「風と共に去りぬ」の公式な続編ということで期待して読んだのだけれど、「え?」という感じだった。せっかくのいいキャラクター、スカーレッ...
せんせい。
- 感想数
- 1
- 読んだ人
- 1
6人の先生から思い出がよみがえる
6人の先生から自分を見つめなおそう子供に読ませたい本のいつも上位に来る重松清。最初は子供のためにせっせと図書館から借りてきては読ませようと...

- 作家
- ウィリアム・シェイクスピア、他
ヴェニスの商人
- 感想数
- 1
- 読んだ人
- 1
シェイクスピアらしい人間劇
シェイクスピアらしい濃厚で生々しい人間劇が描かれています。基本的には悪いユダヤの商人がいて、そのユダヤの商人に最後はとんちを効かせて一杯...
日蝕・一月物語
- 感想数
- 1
- 読んだ人
- 1
文章力に注目
本書の特にデビュー作ともなった「日蝕」で作者は一躍有名人となって文壇にデビューし、時の人になりました。日蝕は発表された当時も読んだもので...
落花流水
- 感想数
- 1
- 読んだ人
- 1
恋多きおんな一代記!
主人公・手毬がたどる数奇な運命を、10年きざみの部立てでえがいたクロニクル風長編小説。次の部に入ると主人公は10歳としをとり、立場や家族構成...
慈雨の音
- 感想数
- 1
- 読んだ人
- 1
シリーズ上最も淡々としつつ、日常の事件が最も交錯する巻
一見静かなようで色々な事件が起こる日々慈雨の音は著者宮本輝氏によると、松坂一家周辺の人間への慈しみが横溢していたと感じる巻ということから...
後白河院
- 感想数
- 1
- 読んだ人
- 1
編年体の歴史記述とは異なった方法で、史実や人物像の相対性、客観性を保証するための試みとして書かれた、井上靖の長編歴史小説「後白河院」
史観という衣装をはぎ取ってみる時、歴史とはひどく孤独な、それでいて人間臭いものではないだろうか。華やかな大義名分の陰には、血生臭い抗争が...