新潮社のおすすめ小説一覧
新潮社の人気小説から新作小説まで全2572作品を、人気の高い順に一覧表示しています。レビューン小説では、感想と評価をもとにおすすめの小説をご紹介しています。
春琴抄
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古典美を流麗な文章で
谷崎の生涯追求してきたと言って良い女性崇拝と美を、琴のお師匠とその下男の関係の中で昇華させています。この時期の谷崎は初期の西洋崇拝を脱し...
お伽草紙
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太宰治が創作した文学作品の中で、最も完璧な芸術作品「お伽草紙」
私は太宰治が創作した文学作品の中で、最も完璧な芸術作品は「お伽草紙」ではないかと思っています。この「お伽草紙」は、太平洋戦争の最も激しい...
奉教人の死
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文体と技巧
これは芥川が日本の近世頃の日本語のキリシタン文献を参考にしたという体裁のキリシタンを中心とする物語です。あくまで当時のキリシタンの歴史に...
村上朝日堂はいかにして鍛えられたか
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重い話から軽い話まで
「村上朝日堂はいかにして鍛えられたか」は村上春樹の短編エッセイ集で、数ある中でもかなり面白い方だと思います。銀行のローンが組めなかった話...
心理療法個人授業
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アタマをやわらかくしてくれる素敵な授業
箱庭療法の権威・河合隼雄を先生として、生徒役のイラストレーター・南伸坊が、心理学のもっとずっと手前のソボクな疑問から、心理療法への疑問ま...
聖痕
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大御所ならでは。辞典も合わせて楽しめる。
読者を選ぶ、さすがは大御所朝日新聞で連載していた本作品のことを知ったのは、著者がホームページ上で、『枕詞逆引き辞典』というのを公開してい...
ダンスがすんだ
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回文で綴られる物語
始めから終わりまですべて回文で綴られたお話。巧い。基本的には恋のお話なんだけど、それを軸に社会問題がいろいろと扱われている。どれもこれも...
キャンセルされた街の案内
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様々なシーンを切り取った10の短い物語
吉田修一の作品の魅力吉田修一の小説は、現代を生きる若者のリアリティとその生き生きとした描写や、時に見せる暗さと深く重いテーマ、後味の悪さ...
異人たちとの夏
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思いがけなくも切ないホラー小説
奥田英朗を通して知った山田太一山田太一といえば、たくさんのドラマの脚本を手がけている脚本家だ。彼が手がけた「ふぞろいの林檎たち」なら私で...
せんせい。
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6人の先生から思い出がよみがえる
6人の先生から自分を見つめなおそう子供に読ませたい本のいつも上位に来る重松清。最初は子供のためにせっせと図書館から借りてきては読ませようと...
アンの夢の家
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母親としての喜びと悲しみを知ったアン
『赤毛のアン』シリーズの第5作目です。アンはギルバートと結婚して、のどかな港町の小さな一軒家に引っ越します。そこは、『先生の花嫁さん』が...
男と点と線
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西加奈子のおすすめ作家、山崎ナオコーラを初読
西加奈子と仲良しみたいなので「友達のトモダチ感覚」で読んでみた山崎ナオコーラの作品自体に何の予備知識もない状態で「男と点と線」を読んでみ...
恋愛論
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清々しい恋愛論
最初のうちは「恋」とか「愛」という言葉について語っています、坂口安吾。日本語でいう「恋」とか「愛」と、安吾の知るいくつかの国でのそれや、...
噂の女
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強かな女性の強かな物語
「噂の女」とは読み始める前はタイトルとおり、それぞれの話の舞台で噂になっている女を書き出した話だろうと思っていた。ちょうど「マドンナ」を...
旅する力
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『深夜特急』を全て読み終えて。引き続き・・・。
これは、沢木耕太郎さんの『深夜特急』を全て読み終えていると、大変楽しめる作品です。『深夜特急』での裏話や、後日談をまとめてあります。たと...
落花流水
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恋多きおんな一代記!
主人公・手毬がたどる数奇な運命を、10年きざみの部立てでえがいたクロニクル風長編小説。次の部に入ると主人公は10歳としをとり、立場や家族構成...

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- ウィリアム・シェイクスピア、他
ヴェニスの商人
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シェイクスピアらしい人間劇
シェイクスピアらしい濃厚で生々しい人間劇が描かれています。基本的には悪いユダヤの商人がいて、そのユダヤの商人に最後はとんちを効かせて一杯...
血脈の火
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長い長い人生の営みシリーズの第三弾
タイトルから感じる新たな展開血脈の火は、流転の海シリーズの3作目にあたる。このレビューを書いている時点では第8作目まで刊行されているが、主...
星への旅
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音を感じない静謐さの漂う短編集
第一印象をくつがえした「鉄橋」吉村昭を初めて知ったのはこの「星への旅」だった。図書館で不要になった書籍を譲ってくれるという機会があり、そ...

- 作家
- ウィリアム・シェイクスピア、他
ロミオとジュリエット
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名作過ぎて語ることなし
言わずと知れたシェイクスピアを代表する名作ですね。ロミオとジュリエットの哀しい恋の物語は何時の時代も人々の心をとらえられます。敵対しあう...