新潮社のおすすめ小説一覧
新潮社の人気小説から新作小説まで全2572作品を、人気の高い順に一覧表示しています。レビューン小説では、感想と評価をもとにおすすめの小説をご紹介しています。
エデン
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ツール・ド・フランスを舞台にしたロードレースに引き込まれる
この世でいちばん過酷な楽園「エデン」は自転車競技の一種であるロードレースというスポーツの魅力について熱く描かれていた前作「サクリファイス...
村上春樹,河合隼雄に会いにいく
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注目の組み合わせの二人の対談。ちょっと時間が足りなかったかも…
日本の箱庭療法の権威、故・河合隼雄氏と村上春樹の対談集。「ねじまき鳥クロニクル」、「アンダーグラウンド」などを手がけた後の対談のため、春...
シャーロック・ホームズ「ボヘミアの醜聞」
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シャーロック・ホームズシリーズの名作ボヘミアの醜聞を色々な視点から考察してみました
ボヘミア王はどうやってロンドンへやって来たかボヘミアはドイツの中央やや右にある、チェコという国の旧名です。そこでホームズの噂を知り、イギ...
二十四の瞳
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決してハッピーエンドではないけど
戦前の瀬戸内海の寒村の学校へ赴任した女性教師、大石先生。小柄だから「小石先生」と呼ばれていました。とても元気で、新しい考え方の大石先生は...
文士の友情
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最後の交遊録
エッセイが得意な作家作家のうちには、小説家としてデビューしながらも実は小説よりエッセイの方が得意という人がいます。正宗白鳥、広津和郎、丸...
黒い福音
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巧みな手法を駆使した倒叙ミステリの傑作 「黒い福音」
物資が窮乏している、戦後の日本。バジリオ会に所属するグリエルモ協会は、日本への救援物資の横流しで莫大な利益を上げ、教会の勢力を拡大してい...
すいかの匂い
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夏にまつわる短編集
夏にまつわる短編を集めてる。どことなく不思議な感じがしてすごく好き。シャム双生児の話が一番すき。母の妊娠のため預けられたおばの家から、お...
リカーシブル
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郷土民話の要素を絡めたミステリー。
郷土民話の要素を絡めた、田舎のノスタルジックな世界を背景にした日常ミステリー。徐々に不穏な空気感が高まっていく展開に終始もやもやさせられ...
海峡の光
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読みやすい
辻仁成が芥川賞を受賞して、作家としての地位を確固なるものにした作品です。話は主人公が転職して刑務所の看守になり、そこでかつて自分をいじめ...
天と地の守り人 第2部
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最終章の第2巻
いよいよ最終章の第2作目。ロタ編に引き続き、再び一緒に旅をすることになったバルサとチャグム。草兵として最前線に駆り出されることになってし...
フラニーとズーイ
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繊細かつ透明感のあるサリンジャーの傑作
サリンジャーとの出会いサリンジャーを初めて読んだのは「ライ麦畑でつかまえて」で、中学生の時だった。ホールデンの気持ちは自分の気持ちを代弁...
ハムレット
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シェイクスピアの卓越した言い回し
ハムレットを原典で読んで1ページ目でいきなり驚かされてしまった。「Stand and unfold yourself.」と訊ねる箇所が出てくる。これは英語のニュアン...
赤毛のアン
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赤毛のアンを読んで私が考えたこと。
本当に救われたのはマリラとマシュー。私がこの本を読んで一番感じたのは、本当の意味で心や人生を救われたのは、孤児だったアンではなく長い間心...

- 作家
- アーサー・コナン・ドイル、他
恐怖の谷
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解説がぶっちゃけている
物語は二部構成になっていて、第一部は密室殺人をホームズが鮮やかに謎ときをします。そして、第二部はいつものワトソンの文章ではありません。恐...

- 作家
- ルイーザ・メイ・オルコット、他
若草物語
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作者の自伝的小説
作者のオルコットの自伝的小説ということで、登場人物の4姉妹の次女、作家志望のジョーは作者がモデルとなっています。子供の頃読んで、貧しいなが...
冷血
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結果
タイトルから想像するに「冷血」な殺人鬼の物語かと思い、この本を手に取りました。この本は、作者の綿密な取材を基に生み出されたノンフィクショ...
辺境・近境
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楽しい旅行記に村上春樹のターニングポイントが隠れていた!
ピークに近い前半、楽しい旅行記が我々を手招きする村上春樹はいくつかの旅行記を書いているが、私は『遠い太鼓』という作品が大好きだ。別の本な...

- 作家
- フョードル・ドストエフスキー、他
白痴
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戦時下に生きる男と白痴の女
グダグダと始まる物語です。キチガイの男に、輪をかけて騒々しいその母親、そして会話もろくに成立しない白痴の妻。伊沢は家に逃げ込んできた白痴...
天と地の守り人 第1部
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いよいよ最終章
いよいよ守り人シリーズの最終章となりました。バルサとチャグムの物語の合流点とでもいうべきでしょうか。本書を読む前に「蒼路の旅人」を読んで...
いつも彼らはどこかに
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小川洋子スタイル炸裂!表現力maxへの挑戦と一生文学活動の決意
作品の経緯、再読して楽しむための予備知識本作は2012年6月から2013年1月まで「新潮」に毎月1本ずつ連載された。掲載順は発表順のまま...