新潮社のおすすめ小説一覧
新潮社の人気小説から新作小説まで全2572作品を、人気の高い順に一覧表示しています。レビューン小説では、感想と評価をもとにおすすめの小説をご紹介しています。
霧の旗
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あるひとりの女性の復讐の物語を特異なプロットの中で展開し、人間の心の中の闇を通して法の限界、裁判制度の矛盾を抉った松本清張の「霧の旗」
何度も映画化、TVドラマ化された松本清張の社会派推理小説「霧の旗」は、特異な女性の魅力を描いた復讐の物語だ。この復讐は、物語のオーソドック...
光あるうち光の中を歩め
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キリスト教徒の生き方は世界平和につながる
理想と現実ユリウスとパンフィリウスは同い年で親友でした。ある時からパンフィリウスはキリスト教徒となり、ユリウスにキリスト教徒としての生き...
しゃべれども しゃべれども
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落語と恋の物語
主人公が、いろんな登場人物に落語を教えていくことになる展開が面白かった。どの人物もとても個性的で、味があるなぁ、と。一人ひとりがいろんな...
トリツカレ男
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あなたが夢中になれることは何ですか?
とにかく何にでも夢中になってしまう主人公「ジュゼッペ」物語の主人公はジュゼッペ。彼こそがまさに「トリツカレ男」なのです。著者であるいしい...
ゆっくりさよならをとなえる
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59編の短いエッセイ集です
いくつかの新聞や雑誌に連載された文章を集めた59編のエッセイ集です。3~4ページほどの短い物が多いです。だから、チョコチョコ読むのに向い...
天の夜曲
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熊吾のその後の鍵を握る作品
ロマンティックなタイトルとは裏腹に流転の海シリーズはタイトルが松坂熊吾一家の幸不幸を象徴していることが多い。しかし、この四作目に限っては...
しゃばけ(新装版)
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実際にあったかもしれないと思えるファンタジー
魅力的な設定主人公は、江戸時代の有数な廻船問屋の一人息子・一太郎。妖(あやかし)の血を引いているため、様々な妖を見たり話したりすることが...
シズコさん
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一人の個性豊かな女性の人生と、彼女を愛さなかった娘の物語
気になりつつもなかなか手が出せなかった本佐野洋子が自身の母親について赤裸々に書いたこの「シズコさん」は、気になりつつもなかなか実際に手に...
シャーロック・ホームズの思い出
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シャーロック・ホームズ殺人事件
シャーロック・ホームズの思い出、「最後の事件」でホームズは終了することになりました。宿敵モリアティ教授ともつれあって滝壺に落ち、相打ちと...
ドストエフスキー『罪と罰』
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救いようのないくらい暗いけど惹かれる世界
この作品については多くの研究がなされていますが、そのような研究や評論を全く読まずに、純粋に私が高校生時代に読んだ際に感じた内容です。文学...
彼岸過迄
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生死を彷徨った後の作品
漱石が修善寺で大量吐血し、回復して書かれた作品です。タイトルは「彼岸過ぎ迄書いてみよう」くらいの割と適当な理由でつけたそうですが、内容は...
笛吹川
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翻弄される、ちっぽけな人間たち
容赦ない時間の流れの中での人々の生死甲斐国での武田家の興亡の裏にある、とある農民一族の数十年に渡る話。そう言ってしまえば非常に簡単ですが...
にごりえ・たけくらべ
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夭折の女性作家の生き様
お札の顔5000円札の肖像としてお馴染みの樋口一葉ですが、どんな人物であったのか、一般的には知られていないことも多いと思います。彼女は24歳で...
月と六ペンス
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ポール・ゴーギャンがモデル?「月と六ペンス」 画家・ストリックランドの人物像を考える
主観は「私」。奇才の画家 ストリックランドの数奇な半生タイトルは誰しもが聞いた事があるだろうと思われる、イギリス小説の名著です。ストリック...
いつか陽のあたる場所で
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過ちを犯したあと。
罪を犯し塀の中で出会った2人の女性が、出所後肩を寄せ合って生きていく。やはり好きな作家さんの本は詠みやすいというのもあり、あっという間に...
此処 彼処
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自伝的な、場所にまつわるエッセイ
シンプルな装丁が気にいって、手に取った一冊です。日本経済新聞(日曜版)の、2004年1月4日~12月26日まで連載された、著者の自伝的な...
ぎっちょんちょん
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バツイチのエリコが、小唄と三味線に精進する話
短大を出て、新卒で結婚式場に就職し、できちゃった結婚をしたエリコ。一人娘のチカが生まれたが、離婚に至り…そんな時、小唄に出会い、お師匠さ...
一千一秒物語
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足穂とたむらの世界
稲垣足穂の代表作である『一千一秒物語』に、イラストレーターのたむらしげるが絵をつけた、絵本版・一千一秒物語だ。もともと、たむらしげるは稲...
丕緒の鳥 十二国記
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十二国記シリーズ十二年ぶりの新作短編集
十二国記シリーズの十二年ぶりとなるオリジナル短篇集とあって、書店でもそれなりに売れているようですね。新刊本の中では最も積みが減っていたと...
下町不思議町物語
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子供にも大人にも読んで欲しい。
香月日輪さんの書く本には人間関係について考えさせられるものが多いですが本作もそんな感じで親子について考える1冊だと思います。主人公の直之...