ねこのばばのあらすじ/作品解説

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ねこのばば

4.504.50
文章力
4.50
ストーリー
4.50
キャラクター
4.75
設定
4.50
演出
4.25
感想数
2
読んだ人
2

ねこのばばのあらすじ・作品解説

ねこのばばは、畠中恵によるしゃばけシリーズの第3弾として2004年に新潮社から刊行された大人気時代ファンタジー小説である。 本作品も前作同様、短編集となっており、江戸の町に住む廻船問屋兼薬種問屋の若旦那、一太郎と、一太郎がいつも床に伏せている離れへと、おやつや酒を楽しむために集まる怪(あやかし)達が、離れに持ち込まれた様々な人々の相談事や事件を次々と解決して行く物語となっているため、ファンタジー小説でもあり、ミステリー小説としても充分に楽しめる作品でもある。また、個性豊かなキャラクターが登場するため、お気に入りの一人を持つ読者も少なくない。 前作では病弱な若旦那をひたすらに甘やかす兄や、仁吉を主人公とした短編が織り交ぜられていたが、本作品では強面なのに若旦那にだけはめっぽう甘いもう一人の兄や、佐助の物語が綴られ、女性から人気の一遍ともなっている。 2006年には新潮社から文庫本として新たに刊行された。

ねこのばばの評価

総合評価
4.504.50
(2件)
文章力
4.504.50
ストーリー
4.504.50
キャラクター
4.754.75
設定
4.504.50
演出
4.254.25

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