天と地の守り人 第2部の評価
天と地の守り人 第2部の感想
最終章の第2巻
いよいよ最終章の第2作目。ロタ編に引き続き、再び一緒に旅をすることになったバルサとチャグム。草兵として最前線に駆り出されることになってしまったタンダ。そんな中、タンダは異変の前兆に気づき道を切り開こうともがく。彼らの運命は!?今回の作品はカンバル王国が舞台になります。なんというか、この作者はキャラクターをどんどん成長させていくのがすごく上手いですね。またしても、この巻でチャグムの幼さと逞しく成長する姿を見せられた気がします。それから、タンダが草兵として前線に行ってしまったシーンでは本当にどうなるのかハラハラしました。次巻がいよいよ最終巻ということで、とても楽しみです。
守り人シリーズ最終作の第二部
久しぶりのバルサとチャグムの二人旅ですが、精霊の守り人の時からのチャグムの成長具合が所々に見られて嬉しさ反面悲しさ反面という感じです。こんなに困難な状況でなければここまで大人になることは無かったのかなと思うとやはり素直には喜べないと思います。タンダの方はまだ戦闘は起こっていないけど、ナユグの影響がかなり出てきていてこの先どうなるのか不安になります。第三部では戦闘が有るんだろうけど無事でいて欲しいです。カンバルが方針転換したおかげでようやくロタとカンバルの同盟がなったことでラストに向けて大勢が整ったようです。どのような結末を迎えるのか楽しみにして最終巻を読み進めたいと思います。