なんとなくな日々のあらすじ/作品解説

ゆるゆるとした、短編エッセイ集

ゆるゆるとした、短編エッセイ集です。なんとなく送っている日常を、絞るようにして書いた、そこはかとないことごとを、エッセイのようなものとして書いた文章、だそうです。だんご三兄弟の歌の解釈に思いを巡らせる文章が、面白かったです。かなり大げさで。また、「固執する人」で取り上げた、「車の運転が好きだ、それも、マニュアル車の運転が。」というのは、自分もそうなので、とても親近感がわいた話でした。著者とは違い、私はオートマチック車の運転も、出来ますが…苦手だけど。こんなにふわふわとした文章だけれども、芯はしっかりとされた方なのでしょうね。。時々出てくる、お酒を飲むシーンが、楽しそうなのが、心に残りました。