血脈の火のあらすじ/作品解説

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血脈の火

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文章力
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ストーリー
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キャラクター
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血脈の火の評価

総合評価
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ストーリー
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設定
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演出
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血脈の火の感想

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長い長い人生の営みシリーズの第三弾

タイトルから感じる新たな展開血脈の火は、流転の海シリーズの3作目にあたる。このレビューを書いている時点では第8作目まで刊行されているが、主人公松坂熊吾が、シリーズの中でもおそらく人生で最も多忙な時期であったのではと感じる作品である。タイトルや、本の表紙の挿絵の背景の赤からして激しさを連想するが、血脈という言葉は単純に血管のことを意味するのみではなく、血のつながりや血縁、仏教においては師弟関係を意味する用語である。熊吾の故郷、南宇和での生活から、再度大阪での生活を選んだ松坂一家の当たらなスタートの巻であるが、親子、血のつながりというものが熊吾をとりまく人々の営みの中で大きくクローズアップされている。熊吾と息子伸仁のみならず、麻衣子と周栄文、丸尾千代麿の愛人の死による新たな展開、熊吾の母ヒサの行方不明など、血のつながりや縁がもたらすものの大きさを感じさせる作品である。チャンスは自分でつかむ地...この感想を読む

5.05.0
  • tamamatamama
  • 4view
  • 3134文字
PICKUP

血脈の火の登場キャラクター

井手麻衣子

血脈の火の名言

どうして人間は、自分とは異なるやり方や考え方を排除しようとするのだろう。それは、優しさが欠落しているからだ。根本的なところで優しければ、異質なものは異質として、包み込んであげることができるはずだ。

井手麻衣子

思想の違いで戦争により父親と引き離された麻衣子が、誰もが仲良く働ける店を持ちたいという希望を熊吾に述べた時のセリフ。

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