東亰異聞のあらすじ/作品解説

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東亰異聞

4.004.00
文章力
4.00
ストーリー
3.00
キャラクター
4.00
設定
3.50
演出
4.00
感想数
1
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東亰異聞の評価

総合評価
4.004.00
(1件)
文章力
4.004.00
ストーリー
3.003.00
キャラクター
4.004.00
設定
3.503.50
演出
4.004.00

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東亰異聞の感想

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ミステリ…じゃない!?反則ワザのラストが僕らを嘲笑う、小野不由美の意地悪さ

在りし日の探偵小説は陰鬱と耽美のミスリード間違いなく思う。この作品は小野不由美先生からの挑戦状だ。個人的な話をすれば、小野不由美の事を知ったのは「十二国記」が初めてだった。当時アニメをやっているとかで、最初はラノベ系の作家さんなのかな、という認識だったのだけど。いや実際、ゴーストハントとか初期作は特に、そちらの気が強い作家さんなのだけど。読んで度肝を抜かれた。異世界系ファンタジーなのに人間のエグみが綿密に描写されている「ほぼホラー」と言っても過言じゃないぐらいヘヴィな内容だったのだ。小野不由美の強みはこうした、全く優しさのない、非情でソリッドなストーリー構成だ。ファンタジーをこれでもかという程、リアル側に引きずり降ろす、あるいはリアルという武器で「ファンタジーは斯くあるべき」という幻想をぶっ壊す。夢見がちな少年少女の妄想をヘッドショットで瞬殺する非情さ。それはもう、「ダークファンタジー...この感想を読む

4.04.0
  • ジギィジギィ
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