良くも悪くもファッショナブルな作品
苦手な表装の本だったこと最近は図書館のシステムで読みたい本を予約して取りに行くだけのことが多い。直接図書館にいって気になった本を手にとり、その表装を眺め、中身をパラパラ捲ってといった一連の流れは楽しいのだけど、なかなかそういった時間が取れない。なのでこのシステムをよく活用しているのだけど、表紙のデザインが分からないため手に取ったらびっくりする時がある。本の表紙のデザインは大事だと思う。内容は同じでも、昔とデザインが変更されていてがっかりする時もある(「僕に踏まれた町と僕が踏まれた町」の表紙がいつからあんな革靴になったのか)。そういう意味でこの本はもし手にとっていたら、すぐ棚に戻したかもしれないデザインだった。それはあくまで私の好みでないというだけで、気持ち悪いとかそういう意味ではない。青い表紙の中にモノクロの若者の写真が配してあり、モダンというのかおしゃれというのか、スマートな感じでは...この感想を読む
1.51.5
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