桜桃のあらすじ/作品解説

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桜桃

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文章力
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ストーリー
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キャラクター
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設定
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桜桃の評価

総合評価
4.004.00
(1件)
文章力
5.005.00
ストーリー
3.503.50
キャラクター
4.004.00
設定
3.503.50
演出
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桜桃の感想

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戦後という時代に生まれるべくして生まれた文学

家庭の中の男としての「太宰治」太宰治は、本当におもしろい。どうして私が生まれるまで生きていて、待っていてくれなかったのか、とさえ思う。私は本当に、彼と友達になりたいと、心底思ったものだ。「桜桃」を読み、そのついでに「ヴィヨンの妻」を読み、そして「父」、「家庭の幸福」、「おさん」を読むに至り、なんてまあワンパターンな作家だろう、と思ってしまった。これらの小説のテーマは、全部同じ、だめな父親とそのせいで悲惨な家族、そしてその父親の言い訳じみたアフォリズム、である。もちろんここに出てくる一家の主、ともいえないような父親は、太宰本人を投影したものである。そしてそこに描かれているだめっぷりや言い訳っぽい草子地、といえようか、作者の自意識の注釈は、読者をリラックスさせる効果を持っている。なんてだめな男なんだ、と怒りたくなるような部分もあるが、例の横やりの注釈を見ると、思わずあきれて怒りも忘れてしま...この感想を読む

4.04.0
  • ルルララルルララ
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