キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャンのあらすじ・作品解説
キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャンは、2003年に公開されたアメリカ映画である。監督は、「ジョーズ」「E.T.」「A.I.」のスティーヴン・スピルバーグ。脚本は、「スピード2」「ターミナル」のジェフ・ナサンソン。音楽は、「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」のジョン・ウィリアムズ。出演者は、レオナルド・ディカプリオ、トム・ハンクス、クリストファー・ウォーケン、マーティン・シーン。 16歳のフランク・W・アバグネイル・Jr は、両親が離婚した事をきっかけに家出をするが、持っていた小切手帳が不渡りで使えなくなったことから、小切手詐欺を実行する。人々を魅了する職業のパイロットになりすまし、次々と小切手詐欺を繰り返すフランクは「空の泥棒」と呼ばれるようになり、FBI捜査官のカール・ハンラティも逮捕するために必死に追いかけるのだった。医師や弁護士にもなりすます天才詐欺師フランクと捜査官カールの奇妙な攻防が繰り広げられていく、実話を基にしたドラマである。
キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャンの評価
キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャンの感想
名優二人の演技による秀作
名優二人の演技が素晴らしい父親が脱税容疑で転落し、最愛の両親が離婚、その息子役のディカプリオは家を飛び出し、無一文のなか、小切手詐欺を思いつき、嘘に嘘を重ね、国内を転々とする。それを追うFBIのトム・ハンクス。結婚も経て、フランスに逃亡したところで捕まる。一旦は、刑務所に入るが、FBIから偽造部署で働かないかと持ちかけられ、生涯そこで働くというのがストーリーの骨格です。何といっても、トム・ハンクスとレオナルド・ディカプリオという名優二人の演技がうまい。トム・ハンクスは淡々と演技し、ディカプリオはあらゆるシチュエーションでのあらゆる役、あらゆる感情を演じきっています。基本的に、ディカプリオはいつも何か内面でせき立てられているような、険しくいらだった表情を見せますが、この作品でも同じ。トム・ハンクスはそもそもは無色透明のやさしい善人というキャラクターが似合う人ですが、眉間に皺を作り考え込む...この感想を読む
天才詐欺師
まさに天才!フランクは両親の離婚をきっかけにまだ10代という若さでありながら、パイロットや医者や弁護士になりすましたり小切手偽造したりなど詐欺師になるのですがこれ何がすごいって実在の人物がいるんですよね。しかも弁護士にいたっては本当に試験を突破していますから、とんでもなく頭がいい。そして何よりも人の心にスっと入り込む何かを彼は持っています。なので人はコロッと騙されてしまうんでしょうね。やっていることはもちろん悪いことですが、フランクは悪にまったくみえません。それどころか私には年齢相応の顔がちらちらとたまに見えるような気がします。こんなに頭も良い子なんだから、家庭の環境がもっとあたたかいものだったら彼の人生きっと違うものになっていたでしょうね。でも詐欺師をしたとはいえ自分の力で成功を手にした彼は本当にすごいと思います。詐欺師になった理由フランクは好き好んで詐欺師になったわけじゃないことがち...この感想を読む
若き天才詐欺師、ディカプリオとトム・ハンクスの豪華共演が魅力的!
レオナルドディカプリオが演じるのは、わずか17歳で世界中を騒がした天才詐欺師、フランク・アバグネイル・ジュニア。そしてトム・ハンクスが演じるのは彼を捕まえるために奮闘する警察官、カールです。フランクの父親は元は優秀な経営者で、彼も父親を崇拝していました。母と父はとても仲がリビングで仲良くダンスをする2人を見ながら、自分もいつかこんな家族を作れたらと憧れていました。そんな幸せな日々を送っていた彼ですが、父親の会社の経営が傾き、銀行からの融資を断られた事で彼の家族の生活はがらりと変わってしまします。車も家も売り払い、彼らは大きな一軒家から小さなアパートへ移ります。そんな生活に我慢ができなかった母親は父親の友人と浮気をし、それがきっかけで離婚をします。父か、母かどちらを選択しなければならなくなったフランクは、その辛い状況に耐え切れず家を飛び出します。そして、ホテルで出会った飛行機のパイロットを観...この感想を読む
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