現実とは何だ?明確な区別などできん。五官で知覚できるものが現実だと言うなら、それは脳による電気信号の解釈にすぎん。
モーフィアス
理解が深まる映画レビューサイト
映画レビュー数 5,784件
マトリックスはウォシャウスキー兄弟監督・ワイヤーアクションと様々な視覚効果を駆使し、1999年3月31日に公開されたSFアクション映画である。ロケはオーストラリアのシドニーで行われた。 大手ソフトウェア会社のプログラマーとして勤務しているトーマス・アンダーソン(キアヌ・リーヴス)にはハッカーのネオという裏の顔があり、なんとなく開いたメールをきっかけに仮想世界と現実世界を知ることとなる。モーフィアス(ローレンス・フィッシュバーン)やトリニティー(キャリー=アン・モス)らと共に、強大な敵であるエージェント・スミス(ヒューゴ・ヴィーヴィング)と壮絶な戦いを繰り広げる作品である。 1999年のアカデミー賞では視覚効果賞・編集賞・音響編集賞を受賞し、高い評価を受ける。 また、この作品は三部構成で作られており続編のリローデッド、レボリューションズを経て完結するものである。 2003年5月20日には映画と密接な関係のあるゲーム「ENTER THE MATRIX」が発売された。
これは難しい映画ですね。初見のときは、単にアクションシーンだけを楽しんでみましたが、今になってそういえばどういう話だったんだっけと思い、見直しました。この映画、最初シーンがいきなり仮想世界から始まるから難しいんです笑最初はソフトウェア会社のプログラマとしてのアンダーソンが出てきますよね?あたかも現実世界のようなシーン。これが仮想世界なんですよ。ここではアンダーソンが、「起きているのに夢を見ているような感覚」であり、「もしかしたら、今生きているこの世界は夢じゃないか」と違和感を感じています。その仮想世界の中で、トリニティやモーフィアスと出逢い、「アンダーソンが生きている世界は、コンピュータによって作られた仮想現実だ」と告げられます。そして仮想現実で生きるか、現実世界で目覚めるかの選択を迫られます。現実世界で目覚める事を選択したアンダーソンは、そこで自分がコンピューターの動力源として栽培さ...この感想を読む
20世紀最後の超名作SFアクション映画。仮想現実空間を支配するコンピューター相手に戦いを挑む死闘を描いた作品です。自分が今いるこの現実世界が、実はコンピューターが作った仮想現実空間で、実際はコンピューターに支配された人たちが夢の中で暮らしているだけという設定です。なにやらめんどくさい話です(笑)。この映画の素晴らしいところは、10数年前の映画ですが、SFX技術が素晴らしく、今見てもなんの違和感も感じられない映像技術の素晴らしさと、何と言ってもアクションシーン。今では当たり前になったワイヤ―アクションを一躍有名にした作品でもあります。また、それらの技術によって作り出される世界感こそがこの作品の見どころのすべてだと思います。登場人物に使われる宗教用語なども、そんな世界感を飾る一つになっているかもしれませんね。
誰しも一度は思ったことがないでしょうか?この世界は、実は自分が見ている夢なのではないのだろうか?と、まあ思春期にありがちな、いわゆる厨二的妄想の一つだとは思うのですが、このマトリックスは、そんな妄想が現実のものとなったような作品となっています。大手のソフトウェア会社に勤めつつも、裏では凄腕のハッカーとして日常を過ごしていた主人公ネオは、ある日、トリニティと名乗る美女との出会いをきっかけにして世界が一変する事となる。この世界は、高い知能を持ったコンピューターによって支配された世界で、人間は、生れ落ちてからカプセルの中で培養させられつつ電池のような役割を与えられ、精神は、全員が共有した仮想世界の中で夢を見せられているという現実だった。この映画は、とにかくそのSFX技術がとにかくすごい。放映より数年経つ現在でも、その映像美はまったく引けを取りません。また演出や音楽もかなりCOOL!な出来栄えとなって...この感想を読む
よみがな:もーふぃあす ニックネーム:仮想世界の中では「最も危険なテロリスト」 性別:男性 住まい:仮想世界、現実世界 所属:最後の人類の街・ザイオンに属する工作船・ネブカデネザル号(2069年にアメリカで製造されたホバークラフト)の船長 性格:マトリックスに入り共に戦う戦士たちや、他の船長からの信頼は...
よみがな:とーます・えー・あんだーそん 身長:185cm 性別:男性 住まい:仮想世界 所属:大手ソフト会社のコンピュータープログラマー 性格:好青年 価値観:自分の人生が支配されているような考えは好きじゃない。 特技:数々のコンピューター犯罪を犯していたクラッカー 物語上での目的:仮想世界に住んでいて優秀...
よみがな:とりにてぃー 身長:173cm 性別:女性 住まい:現実世界、仮想世界 所属:最後の人類の街・ザイオンに属する工作船・ネブカデネザル号(2069年にアメリカで製造されたホバークラフト)の副船長 性格:とても頼もしい女性。他人への慈愛や理解もある。 ポリシー:自分に課せられた使命を心得ていて、それを全...
モーフィアス
モーフィアスに仮想現実で生きるか、現実の世界で目覚めるかの選択を迫られたトーマスは、現実の世界で目覚める事を選択する。そして、彼は培養槽のようなカプセル内に閉じ込めらた自分に気付く。覚醒した彼は廃棄されるが、トリニティとモーフィアスに救われる。目覚めた彼はモーフィアスの船「ネブカドネザル号」の仲間として迎えられる。そして、モーフィアスは彼にマトリックスの正体を見せるため、仮想空間で現実を教える。
モーフィアス
ネオにマトリックスについて説明する時に発せられた。
トーマス・A・アンダーソン
トーマス・A・アンダーソンは大手ソフトウェア会社に勤めるプログラマーという顔と、コンピュータ犯罪をする天才ハッカー・ネオという顔をもっていた。ある日、彼は「起きろ、ネオ。マトリックスが見ている。白ウサギを追え」というメールを受け、トリニティという謎の女性と出会う。トーマスは彼女の案内でモーフィアスという男と会う。モーフィアスに「君は運命を信じるか?」と問われ、彼は「いやだ」と言い、こう答えた。