どんな問題にも解決策はある
アンドリュー・ベケット
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フィラデルフィアは、1994年に公開されたアメリカ映画である。出演者は、「愛されちゃって、マフィア」「羊たちの沈黙」のジョナサン・デミ。出演者は、トム・ハンクス、デンゼル・ワシントン、ジェイソン・ロバーズ。 有能な弁護士であったアンドリュー・ベケットは、エイズを理由に事務所を解雇されてしまう。不当解雇として裁判を起こそうとするのだが、引き受けてくれる弁護士が見つからなかった。 ある日、アンドリューは、かつてライバルだったジョー・ミラー弁護士を訪れるが、ジョーはゲイやエイズについて無知ゆえの偏見があり、断られてしまう。 しかし、ジョーは図書館で係りの者に差別的な事を言われても、信念ある態度を見せるアンドリューを目て、弁護を引き受けることにしたのだった エイズに対しての偏見を描き出した作品である。アンドリューを演じたトム・ハンクスの演技が高い評価を受け、アカデミー賞で主演男優賞、ベルリン国際映画祭銀熊賞・男優賞を受賞した。
敏腕弁護士のアンドリューが、HIVウィルスに侵され、事務所を解雇されてしまいます。裁判を起こそうと弁護士を探すけれど、なかなか見つからない。たった独りで闘おうとするアンドリューの姿を見て、彼を応援したのが、かつてのライバルでエイズ恐怖症だったジョーでした。一流の弁護士事務所を相手取って訴訟を起こす、とても難しいことですが、正義の為に立ち上がった2人ですが、アンドリューの命には限りがある。そんな余裕のない、ぎりぎりに追い詰められた状態でも決して負けない2人の姿に心を打たれます。音楽もブルース・スプリングスティーンが歌う「フィラデルフィア」やアンドリューがマリア・カラスの「亡くなった母を」を聴きながら、語るシーンは鬼気迫るものがありました。
アンドリュー・ベケット
彼が弁護士として問題に直面しているときに言った一言