マイ・フレンド・メモリーのあらすじ・作品解説
マイ・フレンド・メモリーは、1998年に公開されたアメリカ映画である。原作は、ロッドマン・フィルブリックの小説「フリーク・ザ・マイティ - 勇士フリーク」。監督は、「ヒア・マイ・ソング」「Shall We Dance? 」「セレンディピティ」のピーター・チェルソム。脚本は、「心の指紋」「光の旅人 K-PAX」のチャールズ・リーヴィット。音楽は、「ラビリンス/魔王の迷宮」「ラスト・オブ・モヒカン」のトレヴァー・ジョーンズ。出演者は、 エルデン・ヘンソン、 キーラン・カルキン、 シャロン・ストーン、 ハリー・ディーン・スタントン。 マックスは、祖父母と共に暮らしているティーンエイジャーの男の子。学習障害があり、父親は服役中であるために学校でいじめを受けていた。ある日、隣りにディロン母子が引っ越して来る。息子のケヴィンは難病に冒されていたが、頭脳明晰で日々を明るく生きていた。二人は次第に仲良くなり、いじめなどの困難に立ち向かっていくヒューマン・ストーリーである。
マイ・フレンド・メモリーの評価
マイ・フレンド・メモリーの感想
自然体で作られた佳作
紆余曲折のこれまでなかったようなストーリー殺人で服役中の父を持つ息子マックスは自閉症で、しかも少し知能が遅れているという設定です。母が父に殺されたという暗い過去を背負い、母方の祖父母の元でひっそりと生活をしている。そんななか、隣に引っ越してきた難病に犯された少年を登場させ、物語が進行していきます。頭脳明晰なこの少年に読み書きを教わり、交流を重ねるうちに友情が芽生え、少年の導く騎士道精神で、不良グループをやっつけたり、困っている人を助けたりするような活動を見せはじめます。やがて、服役中の父が仮釈放になり、マックスの前に現れ、連れて行かれる。連れて行かれたところは、以前に少年とマックスが不良少年たちから奪い返して届けた財布の持ち主宅だった、という局面を経て、その一件から、この家を洗い出した少年は単身マックスを助けに乗り込む。同様にマックスも危機一髪を勇気で父を押し倒し、乗り切ります。その後...この感想を読む
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