範馬勇次郎のプロフィール
本名 | 範馬勇次郎 |
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よみがな | はんまゆうじろう |
ニックネーム | 「地上最強の生物」「オーガ(鬼)」「巨凶」など数々の称号を持つ。 |
年齢(作品時) | 36歳 - 38歳(地下闘技場編 - ) |
身長 | 推定190cm |
体重 | 推定120kg強 |
性別 | 男性 |
国籍 | 日本 |
特徴 | 彼の最大の特徴はその背中である。ストライダムによると、傭兵時代に絶え間ない殺戮の日々を過ごすうち、背中の打撃用筋肉(ヒッティングマッスル)が異常発達して行き、鬼の貌に見える奇怪な形状に変化を遂げたという。以来、本気を出すと背中に鬼が浮かぶようになる。人類史上においては勇次郎以外にもこの境地に到達した者がいたが、勇次郎のものにはさらに上があり、一層の力を振り絞って構えることで、鬼の貌がまるで哭いているように歪む。この状態から繰り出される打撃は人知を超えて悪魔の域に達する。 |
価値観 | 勇次郎の強さの根源は彼が持つ強烈なエゴイズムにある。自分以上の強者の存在を断じて認めないという、自己中心的思想の持ち主で、また自身が地上最強の存在であることに一切の疑念を持ち合わせていない。その意思の強固さは過去の指導者や英雄、宗教の教祖まで、歴史を動かしてきた人物にさえ匹敵するとも評している。栗谷川曰く、勇次郎は水よりも酸素よりも何よりも、闘いを優先させるという。闘争に対しては徹底的に純粋であり、闘争に友情や愛、絆などの感情を持ち込むこと「不純物」と呼び、大いに嫌う。 |
好きな食べ物 | 勇次郎行きつけのホテルのマネージャーが刃牙に語ったところによると、健啖家で何でも食べるが、牛や鶏の様な家畜の肉よりは、鹿や猪の様な野性的な肉を好むという。具体的に好物として名前があがってるのは、めふん。喫煙、飲酒も嗜んでおり、エゴイズムに溢れた食生活の反面「毒も喰らう、栄養も喰らう」という彼の主張は刃牙も納得せざるを得ない正論といえる。 |
ファイトスタイル | 戦場格闘技。超人的な身体能力と、凄まじい闘争本能をもって闘う。繰り出される猛烈なラッシュ(猛獣の連撃)や、鬼の貌を開放して思い切りぶん殴るなど、彼が繰り出す攻撃は全て一撃必殺の破壊力を持つ。ストライダムによれば、勇次郎の人知を超えた強さは戦場を徒手で生き抜く戦慄の日々の中で得たグラップルの結晶であり、人間を対象にした技術にすぎない格闘技では勝つことは不可能だという。勇次郎も、瑣末な技術や創意工夫は弱者の小細工と退け、それらは自分以外の全員で共有すればいいと断言。 |
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グラップラー刃牙の感想
トーナメントで学ぶ噛ませ犬の法則
最大トーナメント刃牙シリーズの記念すべき第一シリーズ「グラップラー刃牙」、全42巻のうちピッタリ半分をかけて行われる一夜の祭りが何を隠すそう、最大トーナメント編である。選手入場から決勝戦まで、あますところなく楽しめる、刃牙シリーズ最大のお祭りだ。トーナメントというのは、バトル漫画には欠かせない一大イベントであるが、それだけに描き切るのは大変難しい。まず、必要な人数を揃えることからして大変だ。トーナメントの最低人数は理屈で言えば4人だが、それではトーナメントとは呼べまい。8人でも、かなりショボイ。チーム戦ならば8チームでもありなのだが……個人戦なら、最低16人は用意したいところ。とまあ、倍々ゲームで人数が増えるのがトーナメントの辛さだろう。人が多ければ多いほど、無駄なキャラやつまらない闘いが増えてしまう危険が生じる。刃牙のように、32人を揃え、かつ、ノーダイジェストで全試合を描き抜くのはな...この感想を読む