範馬刃牙 SON OF OGREのあらすじ/作品解説

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漫画レビュー数 3,135件

範馬刃牙 SON OF OGRE

4.004.00
画力
4.25
ストーリー
2.75
キャラクター
4.75
設定
4.00
演出
4.00
感想数
3
読んだ人
7

範馬刃牙 SON OF OGREのあらすじ・作品解説

『範馬刃牙SON OF OGRE』とは板垣恵介による日本の格闘漫画である。2006年から2012年までのあいだ秋田書店週刊少年チャンピオンにて発表された。コミックスは全37巻刊行されているが、これに10、5巻として発行された『外伝ピクル』も加えると計38巻になる。また本作はバキシリーズの一作であり『グラップラー刃牙』『バキ』の続編でもあり、本作の続編は『刃牙道』である。 あらすじとしては主人公である範馬刃牙(はんま ばき)が地上最強の生物を目指すために野生動物も含めた様々な猛者たちと死闘を繰り広げるものである。おおまかな流れとしてはイメージ上で動物と対戦するシャドーファイティング編、ビスケット・オリバとの闘争が描かれるアリゾナ州立刑務所編、現代に蘇った原人との戦いが繰り広げられるピクル編、そして烈海王ボクシング修行編をはさみ、父範馬勇次郎との地上最大の親子喧嘩編で本作は一応のピリオドを打たれるのである。

範馬刃牙 SON OF OGREの評価

総合評価
4.004.00
(3件)
画力
4.254.25
ストーリー
2.752.75
キャラクター
4.754.75
設定
4.004.00
演出
4.004.00

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範馬刃牙 SON OF OGREの感想

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ある意味一番バキらしい

迷作と呼ばれる理由前作「BAKI」の途中あたりからだんだんと雲行きが怪しくなってきたバキシリーズ。その迷走の象徴とも言うべきなのが本作、「範馬刃牙」なのは誰しも頷くところだろう。その血迷いっぷりたるや甚だしく、「バキはギャグ漫画」と呼ばれてしまっている理由のほとんど全てはこのシリーズのせいである。とりわけヒドイのは主人公である範馬刃牙くんのウザキャラ化だろう。今までベビーフェイスだったのが、梢江さんと濃厚な時を過ごして以来、すっかりヒールである。オリバ戦の時の発言のウザさたるや、ある種限度を超えていたんじゃあるまいか。あれはなんだろう、モハメド・アリのビッグマウスあたりの影響だろうか。そのJrをすごいやり方で咬ませ犬にしてたのに。と、作者の迷いっぱなしで駆け抜けた時間なんと37巻、312話。おまけ漫画含めるとプラス7話ほど。その間読者置いてけぼりで突っ走っていたかと考えると、なんだか凄まじいもの...この感想を読む

3.53.5
  • ダブルピースダブルピース
  • 703view
  • 3519文字
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範馬刃牙 SON OF OGREの登場キャラクター

範馬勇次郎

愚地克巳

ビスケット・オリバ

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範馬刃牙 SON OF OGREの名言

頭を下げずにいられない こんな俺にアリガトウ こんな俺なのにアリガトウ 謝りたいと感じてる……だから感謝というのだろう

愚地克巳

ピクルに勝ったと思った克己が大声援に対して頭を下げながら独白したシーン

百聞は一見にしかず、百見は一触にしかず

範馬勇次郎

バキが想像のカマキリと戦ったことを耳にした時の勇次郎の言葉

死ぬにはいい日など死ぬまでないッッ!! いつだって今日を生きるしかないッッッ!!!

純・ゲバル

ゲバルとビスケットオリバの決戦の際に放たれたセリフ

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