岩波書店のおすすめ小説一覧
岩波書店の人気小説から新作小説まで全1601作品を、人気の高い順に一覧表示しています。レビューン小説では、感想と評価をもとにおすすめの小説をご紹介しています。
漱石日記
- 感想数
- 3
- 読んだ人
- 4
漱石の意気
やはり文豪らしい作品でした。読んでみたら想像以上に面白くて驚きました。とくに大正時代。おそらくノイローゼまっただ中にロンドンから、鏡子夫...
虞美人草
- 感想数
- 3
- 読んだ人
- 4
傑作
文章に難解な部分が多いがじっくり読むと素晴らしい。漱石の初めて手掛けた小説として、職業作家になって最初の作品ということで、しっかりと長編...
- 作家
- ウィリアム・シェイクスピア、他
リア王
- 感想数
- 2
- 読んだ人
- 4
シェイクスピアの傑作
この作品はシェイクスピアの四大悲劇の一つと言われているが、本当に悲劇的なラストを迎える。ラストを迎えた時、私はリア王は人を見る目がなかっ...
クリスマス・キャロル
- 感想数
- 3
- 読んだ人
- 3
心温まるクリスマスの物語
物語の根底にあるクリスチャン的思想本作の物語の根底には、キリスト教的な思想があることがうかがえる。イエス・キリストの生誕を祝う日であるク...
愛蔵版 星の王子さま
- 感想数
- 1
- 読んだ人
- 4
星の王子さまを読んで
大人と子供「大人と子供はいっしょにはならない」とよく大人は言います。子供のころ、私の親も同じようなことを何度か口にしました。当時私はその...
竹取物語
- 感想数
- 2
- 読んだ人
- 4
富士山の名前の由来
義務教育の中で初めて勉強する古典。それが「竹取物語」だ。ちなみに、教科書会社によって作品の取り上げている部分が違う。たったの1部分しが勉...
愛蔵版 モモ
- 感想数
- 2
- 読んだ人
- 4
子どもだけではなく大人にも響く珠玉のファンタジー
子どものころの豊かな想像の世界に舞い戻ることのできる、宝物のような物語 久しぶりにこの本を読んだ。初めて読んだのは、小学生の高学年の時だ...
タイムマシン
- 感想数
- 2
- 読んだ人
- 3
謎の怪奇紀行
おそらくSFの「タイムマシーン」物の最初となるであろうこの作品は、タイトルで子供向きと誤解してはなりません。当時のイギリスでは大人も夢中...
最後のひと葉
- 感想数
- 2
- 読んだ人
- 3
誰かのために生きるって幸せなこと
決して長い話でもないし、驚くようなどんでん返しがあるわけでもないし、奇想天外な展開があるわけでもないのに、忘れることのできない何かがある...
破獄
- 感想数
- 2
- 読んだ人
- 3
脱獄王
書店でプッシュされていたので、人気だったので、手に取ってみた。ボクはタイトルだけ見て、裏は見ないで時々買います。今回も裏は見ないで買いま...
鏡の国のアリス
- 感想数
- 1
- 読んだ人
- 3
ファンタジー
ルイス・キャロルの不腐の名作、「鏡の国のアリス」です。あまりにも有名な作品のために、あえてストーリーなどの説明などは要らないとおもいます...
床下の小人たち
- 感想数
- 3
- 読んだ人
- 3
こびとをさがしたくなる
ジブリ映画、借りぐらしのアリエッティの原作だと聞いてずっと気になっていた。図書館で借りて読んだ。ストーリーは、特別、壮大なわけではないけ...
サロメ
- 感想数
- 1
- 読んだ人
- 3
妖しい雰囲気
オスカー・ワイルドの代表的な作品のひとつですね。まず、なんといっても本の装丁の絵が作品の雰囲気を醸し出します。ピアズリーが書いた挿絵もす...
小公女
- 感想数
- 3
- 読んだ人
- 3
女の子向けのお話
資産家のお嬢さんだったセーラ・クルーは特別寄宿生として寄宿学校にいましたが、父親の死によって、学校の屋根裏部屋をあてがわれ、使用人扱いさ...
カフカ短篇集
- 感想数
- 1
- 読んだ人
- 3
カフカは物語は死ねない悪夢
馬鹿の一つ覚え化した「カフカ的不条理」カフカ作品を論じた無数の読み物には必ず、不条理だとか悪夢的だとかいう言葉が殆ど洩れなく付いてくる。...
侏儒の言葉
- 感想数
- 1
- 読んだ人
- 2
作家・芥川龍之介の晩年の創作上の苦悩を、赤裸々に吐露した、悲愴な人間社会への不信や、人生への絶望感が感じられる随想集「侏儒の言葉」
作家・芥川龍之介の作品は、常に意識的に作品の主題、構成、効果などをあらかじめ緻密に計算した上で、その明確に示された主題、緊密な構成、個性...
- 作家
- アレクサンドル デュマ、他
モンテ・クリスト伯
- 感想数
- 1
- 読んだ人
- 2
『モンテクリスト伯』の根底に流れる普遍的な心情
アレクサンドル・デュマの最高傑作『モンテクリスト伯』は、邦題を『巌窟王』ともいい、『三銃士』などでも知られるフランスの文豪アレクサンドル...
村上春樹,河合隼雄に会いにいく
- 感想数
- 2
- 読んだ人
- 2
注目の組み合わせの二人の対談。ちょっと時間が足りなかったかも…
日本の箱庭療法の権威、故・河合隼雄氏と村上春樹の対談集。「ねじまき鳥クロニクル」、「アンダーグラウンド」などを手がけた後の対談のため、春...
ハムレット
- 感想数
- 2
- 読んだ人
- 2
シェイクスピアの卓越した言い回し
ハムレットを原典で読んで1ページ目でいきなり驚かされてしまった。「Stand and unfold yourself.」と訊ねる箇所が出てくる。これは英語のニュアン...
- 作家
- ルイーザ・メイ・オルコット、他
若草物語
- 感想数
- 1
- 読んだ人
- 2
作者の自伝的小説
作者のオルコットの自伝的小説ということで、登場人物の4姉妹の次女、作家志望のジョーは作者がモデルとなっています。子供の頃読んで、貧しいなが...