漱石日記のあらすじ/作品解説

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漱石日記

4.174.17
文章力
4.25
ストーリー
4.00
キャラクター
4.25
設定
4.25
演出
4.25
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漱石日記のあらすじ・作品解説

漱石日記は、岩波書店より1990年4月16日に発行された、夏目漱石の日記の一部を収録した作品である。 この作品は、明治32、33年頃より漱石が亡くなった大正5年までの日記を収録した、平岡敏夫編集によるものである。800ページ超にものぼる日記や漱石が残したメモなどは1985年に発行された「漱石全集」第13巻で残されているが、この作品では、その一部である、イギリス・ロンドンへの留学日記、明治42年5月31日より8月14日までのことを綴った「それから」の日記、明治42年に満州や朝鮮を旅行したときのことを綴った満韓紀行日記、胃潰瘍の療養のために伊豆で過ごした際のことを綴った修善寺大患日記、明治の終焉日記、大正三年家庭日記、そして、大正5年最終日記と、7篇が収められている。 日記に残る漱石の言葉の数々は、夏目漱石という人間や、彼が作った他作品などの思いを読み解く鍵として注目されているほか、他作家の書籍の中で、彼の言葉が引用されるなど、後世にも影響を与え、評価を受けている作品である。

漱石日記の評価

総合評価
4.174.17
(3件)
文章力
4.254.25
ストーリー
4.004.00
キャラクター
4.254.25
設定
4.254.25
演出
4.254.25

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