歴史のおすすめ小説一覧
歴史の人気小説から新作小説まで全8853作品を、人気の高い順に一覧表示しています。レビューン小説では、感想と評価をもとにおすすめの小説をご紹介しています。
風の万里 黎明の空 上 十二国記
- 感想数
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- 読んだ人
- 6
三人の少女の成長物語
十二国記シリーズのEpisode4である本作は陽子、祥瓊、鈴の三人の少女たちに焦点が当てられています。時間軸的にはEpisode1・月の影、影の海の続編...
家守綺譚
- 感想数
- 4
- 読んだ人
- 5
穏やかな雰囲気ながらも、どこか背筋がぴんと伸びる思いがする、梨木香歩の「家守綺譚」
南禅寺のほど近く。学生時代に亡くなった親友・高堂の家の守をすることになった綿貫征四郎は、細々と文章を書きながら、貧しい生活を送っています...
新史太閤記
- 感想数
- 3
- 読んだ人
- 5
この本に自分の考え方・進み方を教えてもらいました
豊臣秀吉の成功哲学を学べましたビジネスでの成功を目指しており、歴史的な大出世を成し遂げた秀吉の成功哲学をとてもよく学べました。天性の人た...
- 作家
- イアン マキューアン、他
贖罪
- 感想数
- 3
- 読んだ人
- 5
罪の重さに比例する「贖罪」だったのだろうか?
最後まで犯人がわからない緊張感「贖罪」は、湊かなえによる3作目の作品。デビュー作の「告白」と同じように登場人物の台詞で物語が進行していく...
風の万里 黎明の空 下 十二国記
- 感想数
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- 読んだ人
- 4
3人の少女たちの想い
上巻では、様々な理由で苦しむ三人の少女が描かれましたが下巻では身勝手さに気がついたり、置かれた立場での責任に思い至ったりと、それぞれの成...
坑夫
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- 読んだ人
- 4
うまい描き方
漱石先生作品でもあまり有名じゃない話ですが、他の人から聞いた抗夫の仕事を書いたという珍しいパターン。やはり主人公はアンニュイな感じ。その...
トカトントン
- 感想数
- 1
- 読んだ人
- 4
奇妙な音
主人公がある作家に手紙を書く形式になっています。主人公が何かに熱中しだすと、トカトントンという奇妙な音が聞こえてきて、熱意ややる気が突如...
檸檬
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- 2
- 読んだ人
- 4
絵画のような小説
病気と借金で苦しみながら、「不吉な塊がいけないのだ」という主人公。美しい詩や音楽にも居た堪れなさを覚えて、街を放浪するのですが、その街の...
耳なし芳一・雪女
- 感想数
- 4
- 読んだ人
- 4
うっかりミスがあってはいけない・・・
耳なし芳一は、小さい頃からよく読んでもらっていました。 怖いというよりかは、もちろん怖いんでけど、なぜ耳にお経を書き忘れたのか!そこが私...
竹取物語
- 感想数
- 2
- 読んだ人
- 4
富士山の名前の由来
義務教育の中で初めて勉強する古典。それが「竹取物語」だ。ちなみに、教科書会社によって作品の取り上げている部分が違う。たったの1部分しが勉...
お吉の茶碗
- 感想数
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- 読んだ人
- 3
気軽な時代劇
大好きなシリーズの中一作。一巻の中に7,8編のエピソードが収録されているが、表題の作品のほかにもいろいろと面白い物語があり結末がわかって...
蒲生邸事件
- 感想数
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- 読んだ人
- 3
SF小説を初めて完読できました
高校生の頃に一度読んだ切りなので、もう一度読みたいと思っている作品です。歴史は変えられない。変えようとしても、また別の似たような事が起こ...
峠
- 感想数
- 3
- 読んだ人
- 3
観念的現実主義者の悲劇
非官軍・非幕府軍の英傑・河合継之助幕末維新の英傑を挙げる場合、高杉晋作、坂本竜馬、大久保利通といった新政府側や土方歳三、勝海舟といった幕...
カーリー 1 黄金の尖塔の国とあひると小公女
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- 読んだ人
- 3
激動の時代を生きる少女たちの物語
史実を背景に書かれているので、幼い子どもが読むには難しいかもしれない。元はファミ通文庫で出版されていたものらしいし。でもいわゆる”子ども...
天地明察
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- 読んだ人
- 3
目のつけどころが光る一作
まずこの本は第7回の本屋大賞を受賞しているということを紹介しておきたい。というのも私がこの本を読んだきっかけというのが、まさに本屋大賞の受...
彩雲国物語
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彩雲国物語~人物考察・李絳攸~
人物考察・李絳攸大貴族の養子ではあるものの、作品内で唯一、実際の出自が不明の人物。作品の感じだとあまり誰もそこは気にしていない。なぜだろ...
最後の将軍 徳川慶喜
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- 読んだ人
- 3
徳川慶喜の人物像
江戸幕府15代将軍、ラストエンペラーである徳川慶喜の物語です。徳川慶喜と言えば鳥羽伏見の戦いで敵前逃亡した卑怯で臆病な将軍というイメージ...
爆撃聖徳太子
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- 3
まさに爆撃、聖徳太子
聖徳太子、出ずる。この小説は従来の聖徳太子を題材とした作品の中でも特に、聖徳太子の人間味を出し、聖徳太子の常人では計り知れない行動や思想...
楽園のカンヴァス
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- 読んだ人
- 2
絵画への見方が変わる作品
私は普段芸術に興味がないのですが、カバーがとても印象的だったので購入しました。簡単に言うとルソー 絵画のお話。芸術には興味ない。絵画のどこ...
蒲公英草紙
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- 読んだ人
- 3
時代の波に飲まれる前の主人公の幸せな少女時代
常野一族シリーズ第2弾。長編小説です。私は恩田陸の作品は長編よりも短編が好きなのですがこの蒲公英草紙だけは別。冒頭主人公が回想をする所か...