贖罪のあらすじ/作品解説

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贖罪

3.773.77
文章力
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ストーリー
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キャラクター
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設定
3.73
演出
4.17
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贖罪のあらすじ・作品解説

贖罪は、東京創元社より2009年6月15日に発行された、湊かなえによるミステリ小説である。 この作品は、穏やかな田舎町で起きた転校生の美少女の殺人事件をきっかけに、事件直前まで被害少女と共にいた4人の少女たちのその後の悲劇の人生と運命が語られた物語であり、各章ごとに語り手が変わる形で物語が進められいる。犯人に会ったとされる4人の少女たちは、殺された被害少女の母親から、犯人を見つけるか、納得できる償いをするよう求められ、犯人の見つからぬままに、「償い」への思いを背負いながらそれぞれの人生を歩んでいき、それぞれがさまざまな運命に遭遇していく。 2010年に、一般社団法人日本推理作家協会による第63回日本推理作家協会賞長編及び連作短編集部門で候補作にあげられるなどの評価を得ている作品である。 さらに、2012年にはテレビドラマ化され、そのドラマが東京ドラマアウォード2012で優秀賞と演出賞を受賞したほか、ヴェネチア国際映画祭では正式招待作品として上映されるなど、注目の高い作品でもある。

贖罪の評価

総合評価
3.773.77
(3件)
文章力
3.833.83
ストーリー
3.833.83
キャラクター
3.833.83
設定
3.733.73
演出
4.174.17

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贖罪の感想

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罪の重さに比例する「贖罪」だったのだろうか?

最後まで犯人がわからない緊張感「贖罪」は、湊かなえによる3作目の作品。デビュー作の「告白」と同じように登場人物の台詞で物語が進行していく。第63回日本推理作家協会賞長編及び、連作短編編集部門の候補作となった作品です。作者である湊かなえは、ラジオドラマの脚本大賞で受賞した事もあり、台詞形式で進んで行く少し変わった小説となっています。当初、犯人はわからないものと思って読み進めて行くと、意外な展開から犯人像が浮かび上がっています。それは、子供たちを憎み殺人者とののしっていた、エリカの母親に関係する人物でした。これを最後まで、わからない状態描いているので、ぐいぐいと物語の中にひきこまれます。台詞での語り口調となっていますので、文章が苦手と感じる方におすすめです。犯人は母に恨みを持った人物、つまり母親のかつての交際相手、しかもエリカの父親だったのです。エリカの父親だったという事から、さらなる悲劇と...この感想を読む

3.33.3
  • mayurinmayurin
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  • 2055文字
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