彩雲国物語のあらすじ/作品解説

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彩雲国物語

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彩雲国物語の評価

総合評価
5.005.00
(1件)
文章力
4.004.00
ストーリー
4.504.50
キャラクター
5.005.00
設定
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演出
4.504.50

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彩雲国物語の感想

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彩雲国物語~人物考察・李絳攸~

人物考察・李絳攸大貴族の養子ではあるものの、作品内で唯一、実際の出自が不明の人物。作品の感じだとあまり誰もそこは気にしていない。なぜだろう。いや、たぶん作品が李絳攸を中心に回っていないからだが。今回は、この意外と縁の下の力持ちだが、エピソードの多くないこの人物の考察果たして李絳攸は結婚したのか彩雲国物語のシリーズのその後およびスピンオフ作品を収めた『骸骨を乞う」、それの角川文庫版に王・紫劉輝と紅秀麗の娘・重華を描いた最終章作品がのっていた。晩年を迎えた紫劉輝、ぽつりぽつりと消えていく側近たちect....を描いていたが、その中で、李絳攸の次男坊について言及されていた。つまり、最低でも二人子供がいるということだ。ここで考えたいのは、いつ、だれと結婚したかということだ。まず、いつということだが、重華は、15歳の時に、絳攸の息子たちを袖にしている。つまり、重華より年上である可能性が高い。ということは1...この感想を読む

5.05.0
  • AkaneAkane
  • 3434view
  • 1385文字
PICKUP

彩雲国物語の登場キャラクター

紅秀麗

よみがな:こうしゅうれい 年齢(作品時):16歳 性別:女性 所属:紅家直系長姫 特技:二胡・家事・針仕事 家:彩七家中の名門・紅家 母親:薔薇姫(紅薔君) 夫:邵可 享年:30歳 苦手なもの:雷

紅邵可

よみがな:こうしょうか 性別:男 国籍:紅州 住まい:貴陽 所属:暗殺集団“風の狼"の首領、黒狼(こくろう)の二代目 価値観:愛娘と国を天秤にかけられるほどの「氷の理性」 特技:漢方薬感満載の美味しくない「父茶」 妻:薔薇姫(紅薔君) 娘:紅秀麗 家:紅家

李絳攸

よみがな:りこうゆう ニックネーム:「朝廷随一の才人」「次期宰相候補」「鉄壁の理性 年齢(作品時):21歳 性別:男 所属:前吏部侍郎兼国王の側近 性格:生真面目で頑固 特技:迷子 名前の由来:「李」は黎深の好きな植物であり、「絳」は紅より深い真紅、「攸」は水の流れる様の意味 紫の花菖蒲:「あなたを信頼し...

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彩雲国物語の名言

これからお前を支えるのは、その望みだ。叶えられる場所まで、死ぬ気で這い上がってこい。自分の望みは自分で叶えてみせろ。

李絳攸

困難な道を自ら選んだ弟子に対するエールとしてかける言葉。

幸せって、誰かが与えてあげられるものじゃないでしょう。その人自身が感じるものだからその人自身がつかみ取らなければ意味のないものなのよ。

紅秀麗

政治をしない王の家庭教師としてやってきた主人公が、王に何を望んでここにきたかと問われたときの返答。

あたしは女に生まれたことを誇りに思うよ。命かけて命産んで、守って育てて。最高の仕事じゃないさ。

胡蝶

女性であるが故に、官吏になるという夢を阻まれてしまう主人公に対して、「女性であることを不利に思うな」という言葉です。

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