ソーシャル・ネットワークのあらすじ/作品解説

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ソーシャル・ネットワークのあらすじ・作品解説

ソーシャル・ネットワークは、2010年のソニー・ピクチャーズエンタテインメントにより作成された映画である。監督は、名作『ベンジャミン・バトン数奇な人生』のデヴィット・フィンチャーである。 世界最大のSNSサイト、Facebookの創始者「マーク・ザッカーバーグ」の半生を描いたこの作品は、第83回アカデミー賞では作品賞を含む8部門にノミネート・第68回ゴールデングローブ賞においては、最優秀作品賞を始めとした4部門で受賞するなど、高い評価を得ている。 マーク・ザッカーバーグがハーバード大学の一室から始めたFacebookは、ハーバード大学の学生だけでなく、全国から絶大な人気を得ていた。そのきっかけには、彼女との別れや、彼を取り巻く若者たちのドラマチックな生き様が隠されていたのである。 原作は、ベン・メズリックが著した、ノンフィクション作品『Facebook 世界最大のSNSでビル・ゲイツに迫る男』である。

ソーシャル・ネットワークの評価

総合評価
4.304.30
(5件)
映像
4.174.17
脚本
3.703.70
キャスト
4.274.27
音楽
3.383.38
演出
4.174.17

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ソーシャル・ネットワークの感想

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善悪を越えて痛快な感覚をもたらす

現代のありように最も大きな影響を与えた人物のひとりを描く子供が時々、学校の図書室から本を借りて帰って来ます。歴史上の人物のいわゆる「偉人まんが」にはまっている彼が、今度はどんな戦国武将やら、ある いは科学者なんかの本を借りて来たのかと思って見てみると、表紙に「スティーブ・ジョブズ」と書いてあるのを見て、私は少なからず驚いてしまいました。まだ亡くなって間もない、そして彼 が為して来たことの意味を総括するには、まだしばらくの時間を要すると思われる、更に色々といわくのある人物である(まあそれは多くの偉人と呼ばれる人々 に当てはまることなのですが)、そんなまだ生々しい存在であるジョブズという人を子供向け「偉人」のカテゴリにこうも早々と入れてしまっているのだな、と いう驚きです。私たちを取り巻くいわゆる「グローバル化」された環境は、その極まり方のスピードに人間の体が追いついて行けないという様相を呈し...この感想を読む

4.54.5
  • kafuluikafului
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  • 2583文字
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