あなたが大きいんじゃない、この街が小さ過ぎるんだ。
巨人カール
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ビッグ・フィッシュは、2004年第76回アカデミー賞「作曲賞」ノミネート、2004年第61回ゴールデングローブ賞「最優秀作品賞(コメディ/ミュージカル)・最優秀助演男優賞など4部門」にノミネートされた、原作ダニエル・ウォレスの小説をティム・バートン監督が映画化した作品である。製作:ブルース・コーエン/ダン・ジンクス/リチャード・D・ザナック、製作総指揮:アーン・シュミットが担当した。 ウィルは、死期が近づいている老いた父親のエドワードの看病のために里帰りをした。父親のエドワードはホラ話が得意であったが、エドワードは父の本当の話を聞きたいと願っていた。そんなある日、父は若い時に巨人と旅に出たと話はじめるが…。 エドワード・ブルーム(回想):ユアン・マクレガー、エドワード・ブルーム:アルバート・フィニー、ウィル・ブルーム:ビリー・クラダップ、サンドラ・ブルーム:ジェシカ・ラング等がキャスティングされた。
どんなに周りにバカにされても、どんなにホラ話だと相手にされていなくても、実際見たものは見た!年老いた老人ですが、きっと夢を追い続けているからこそ、ビッグフィッシュが見えるのではないでしょうか。男はいつまでも子供なんてよく言われますが、まさにそんな男!同じ男としては憧れてしまいますし、感情移入してしまいます。一緒に観た女性も感情移入はできないまでも面白い!と絶賛していたので、男女ともに楽しめる映画だと思います。特に、ご老人の回想シーンはファンタジー要素たっぷりで、さすがティム・バートンと言ってしまうほどの見事な色彩で、観ているだけで気分が明るくなります。アメリカらしい壮大な内容ですが、ハートフルで家族そろって見て欲しい一本です。
とても美しく鮮やかな夢のような世界に連れて行ってくれる映画です。父親のうそつき体質に嫌気をさして疎遠になっていた息子が父親の死期が迫った時にうそばかりではない事をしり、事実を確かめようとする。そんなお話です。父の冒険話を、ずっと理解できないできた息子、ウィル。えっと、理解出来なかったのは私も一緒かもしれません。そんなウィルと病床に伏した父とのラストシーンで、胸に突き刺さるように分かった題名の意味、ビッグ・フィッシュ。現実味だけでは重く悲しすぎる、ファンタジーを織り交ぜることで死も希望に変わる気がします。深いお話なんですけど、少し退屈させられてしまいました。
美しい映画ですかね。ファンタジーだし美しい。心がほっこりします。大変面白かった。わけがわからないと言えば、そうだが、無理やりに解釈すれば楽しめると私は思う。ただただ単純に親子愛を描いているのではないのだなと感じたのである。どこまでがホラ話でどこまでが現実なのか?延々と淡々と続くホラ話にはついていくのに苦労しました。うん、面白かったです。こういう不思議な感じの映画好きですよ。ファンタジー本を映画にしたのかな?そういう感じがしましたが、もしかして原作がほかにあるのでしょうか?こんな年寄りには決してなりたくない!と主役の息子に同感しました。軽い感じに見えるが、親子愛や夢といったものをきちんと描いてて、親になったら子供にいっぱい夢を与えて育てたいと思った。そう思わせただけこの映画DVDで買う価値あり。
巨人カール
主人公はなんでもできる英雄で皆からも慕われ人々の憧れのような存在。一方の巨人カールは街の人から嫌われていた。 主人公はなんでもできてしまう街や人々に退屈しそこで彼はカールに名台詞を言って一緒に街からでることに。 なんでもできてしまうからこそ自分には街が小さく感じていた主人公。カールもきっとそう。ただカールと街が体も未来も合ってないだけ。狭い視野で物事を判断せず人を更に飛躍させる可能性を秘めた言葉。