ゴーン・ガールのあらすじ・作品解説
ゴーン・ガールは、2014年に公開されたアメリカ映画である。監督は、「セブン」「パニック・ルーム 」「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」のデヴィッド・フィンチャー。原作者であるギリアン・フリンが脚本も担当している。出演者は、ベン・アフレック、ロザムンド・パイク、パトリック・ハリス、キャリー・クーン。 ニック・ダンは双子の妹とバーを経営している男である。帰宅すると部屋には争ったような形跡があり、妻エイミーがいなくなっていた。警察に通報するニック。警察が来て捜査が行われるが、床にエイミーの大量の血を拭き取ったような形跡があることが分かった。ニックも警察からいろいろ聞かれることになり、マスコミにも大きく取り上げられることになる。 失踪前のエイミーが日記を書くシーンによって、夫婦の出会いからの内実が回想され、徐々にエイミー失踪の真相が明らかになっていくのだった。 失踪した妻を捜す夫から疑惑の夫へと、ラストまで読めない展開が続くサスペンスである。
ゴーン・ガールの評価
ゴーン・ガールの感想
最初から最後まで期待外れのストーリー
デヴィッド・フィンチャー監督という期待「セブン」や「ゲーム」などの素晴らしい映画を見せてくれたデヴィッド・フィンチャー監督ということで、期待して観た。そもそも主演であるベン・アフレックは個人的にあまり好きではないので、監督がデヴィッド・フィンチャーだということだけで観たといっても過言ではない。だからきっと彼の手腕にかかればそれはきっとベン・アフレックしか出来ない役で、見終わった後は彼でよかったなあと思えるのではないかと思ったのだ。「セブン」では残虐シーンはあるものの直接それを見せずに想像させるということで、余計その怖さを増幅させた。そして救いようのない暗さをケヴィン・スペイシーやブラッド・ピッドの演技の奥深さで感じることができる名作だと思う。「ゲーム」は突拍子もない設定ながらもリアリティがあった。マイケル・ダグラスのシリアスで真剣な演技は時にコミカルな表情を見せ、最後まで目が離せないス...この感想を読む
いつの間にかサスペンスから巧妙なバトルへ
結婚記念日に妻が失踪する物語は,ニックとエイミーという夫婦のお話である。実話を基にしていることもあって,話題性の高かった映画だ。何しろ,そのサスペンス疑いからのどんでん返し,ついには何とも言えないラストに至るまで,ノンストップで急展開していくので,面白すぎるのだ。結婚して5年を迎えた夫婦。そりゃーいろいろあって当然だと思うのだが,突然妻が失踪する。しかも家の中には襲われたかのような痕跡だらけ。妻は攫われてしまったのか?それとももう殺されてしまったのか…?予告編の中で,水に沈んだエイミーが登場するため,多くの観客がエイミーは死んでいるのだろうと想像した。その状態でこの映画を見始めることになり,エイミーがどのようにして殺され,どこに今死体があるのかという点に焦点が絞られていく。しかも,ニックにとって不利な情報がどんどん流れ,マスコミたちもこぞって書き立てるようになり,結局ニックが不倫していた...この感想を読む
・・・完璧なのか?
周りの友人や映画の趣味が合う友人に勧められ、期待しながら観たがとても腑に落ちず終わってしまった。たしかに、エイミーは完璧のように演じており、衝撃的な結末だがそのどんでん返しはもうすでに噂で広まっており知っていた。だから余計にいろいろな点に目がいってしまったのかとても不完全で微妙に思えてしょうがない。まずエイミーの完璧のような計画も、お金を取られてしまったあたりから崩れているではないか!そして、元彼デジーに上手いこと助けてもらい、とても頭が良く完璧な計画にしようと演出しているがデジーの別荘の監視カメラにわざと映り演技をしているところも、刑事が調べれば何か不自然と感じたり、いかにもエイミーの行動が不自然なことを勘付かれそうなシーンではないか?しかもデジーの殺し方にしても、なにか雑さを感じる。これで完璧なのか?あの女刑事が少し怪しいと感じていそうなシーンはあったので、なんとも言えないがあの終...この感想を読む
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