エネミー・ラインのあらすじ・作品解説
エネミー・ラインは2001年に製作された戦争映画である。 アメリカ海軍の原子力空母USSカール・ヴィンソンに配属していたクリス・バーネット大尉は偵察飛行ばかりの任務に嫌気がさしており、上司のレイガート司令官に辞表を提出する。最後の偵察任務に相棒のスタックハウスと向かうがボスニア上空にて非武装地域であるはずのその地でセルビア人部隊と地上兵器を発見する。その事実を高性能カメラで撮影を試みるがセルビア人部隊に気付かれてしまい、ミサイル攻撃をされて撃墜されるがパラシュートにて脱出に成功する。クリスは脱出の際に負傷したスタックハウスを置いて無線連絡するため山を登っていたがスタックハウスはセルビア人部隊に見つかり射殺され、クリスもまた追われる羽目に。逃亡の途中にセルビア人部隊の虐殺行為の証拠を見つける。一方、事実を知ったレイガート司令官は救出しようと試みるがNATO軍指令官のピケ提督により敵陣にに踏み込むのは停戦協定違反だと警告され、やむなく安全地帯まで逃げるようクリスに伝えるのである。
エネミー・ラインの評価
エネミー・ラインの感想
感動の戦争中の作品
この作品は2001年のアメリカ合衆国の映画です。ボスニアヘルツェゴビナのセルビア人武装勢力により撃墜された8Fから脱出したWSO(兵器管制士官)の逃走劇であります、見ていてどきどきします。半端じゃありません。かっこいい!大尉が友軍に救出されるまでの6日間の逃亡劇とする説があり、当人自身も退役の翌2002年に主人公のモデルに無許可での映画化であると主張して製作会社に対し提訴しているほどのノンフィクション。本当に起こっていたこの事実をい見れます。1992年に起きた旧ユーゴスラビアの民族紛争が一応解決し、和平が結ばれているボスニア問題をよく知るためにも一見の価値あり。
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