彼女に救いはこないのか
映画評論家の間では、随分と酷評される結果となった今作。 今度は囚人惑星を舞台に、武器を持たない人間達と一匹のエイリアンによる 壮絶な死闘を描いた作品となっています。 前回では、エイリアンの数こそ多かったものの、 豊富な火器のおかげで、これをなんとか退ける事に成功したリプリー。 ですが今回は、囚人達の流刑地となっている星というだけはあり、 武器らしい武器が一つもない状況で、エイリアンに立ち向かっていかなければなりません。 シチュエーションだけ観ると、一作目と大分酷似していたりもするのですが、 内容的には、どちらかというと人間ドラマを前面に押し出している気がします。 それらを安っぽいと思われる人も多いかもしれませんが、 エイリアンという恐怖に曝されながらも、必死に生き抜こうとする人間達という絵は、 個人的には、観ていて悪くないんじゃないかと思いました。 リプリーのその生き様を、しかと見届けてやってください。
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