セブンのあらすじ・作品解説
セブンは、1995年9月22日にアメリカで公開され日本では1996年1月27日に公開されたアメリカ映画で、監督「デヴィッド・フィンチャー」脚本「アンドリュー・ケヴィン・ウォーカー」製作「アーノルド・コペルソン」「フィリス・カーライル」製作総指揮群「ジャンニ・ヌナリ」「ダン・コルスルッド」「アン・コペルソン」が担当している。 デイヴィッド・ミルズ刑事役に「ブラッド・ピット」ウィリアム・サマセット刑事役に「モーガン・フリーマン」を迎え、刑事コンビの姿を描いたサイコサスペンスである。 退職間近なベテラン刑事サマセットが新人刑事ミルズとコンビを組んだところ、キリスト教の「7つの大罪」に基づく連続猟奇殺人事件が起こってしまい、犯人を追うが犯人の魔の手は刑事にも…。 4週連続全米興行成績1位を獲得している映画でもある。オープニングクレジットに、ナインインチネイルズ「クローサー」のリミックス・ヴァージョン、エンディング曲にはデヴィッド・ボウイ「ハーツ・ハーツ・フィルシー・レッスン」が使用されている。
セブンの評価
セブンの感想
一番の驚きは、最初の被害者のデブが、本作の脚本家だということ。
1度見た作品ですが、猟奇殺人ものだったなという記憶しかありませんでした。ただ、かなり評価の高いスリラーですし、デビッド・フィンチャー監督なので、見返してみました。結論、製作側は凝ったつもりだと思いますが、かなり薄っぺらいスリラーだなと感じました。ただの死体ゴロゴロ殺人、日本人には到底理解できない動機。殺人はほんとに坦々と行われ死体がゴロゴロでてくるだけ。被害者の生前の顔がわからず、どんな人物だったかに迫るシーンもありませんし、殺害シーンもありませんから、まったく被害者や犯人の感情に移入することができません。別にそこらへんのクズどもを殺してるだけですし。その点『SAW』はゲーム参加者1人1人のストーリーを細かく設定しているので、罪人であっても「あーこのくらいのことをやってた人間だから殺されても仕方ないな」とか、殺害シーンでは「これはちょっとやりすぎじゃないか、かわいそう」とか見る側は思う...この感想を読む
トラウマになった映画
余談ですが、ブラピがめっちゃカッコいいです(笑) 若いってのもあるけど、雰囲気あるし、すごく難しいシリアスな役だったと思いますが、見事です! しかし、若干今回この映画を観たことを後悔しています。 何年経っても、七つの大罪で殺される被害者のシーンが忘れられないくらい衝撃的でした。 この映画を観た後は、一切の食欲出ませんね。 ただ何か「羊たちの沈黙」を思い出してしまう映画だなあと。殺人鬼がめちゃめちゃ賢くて、残酷で強い・・・気持ち悪いし怖いけど最後まで目が離せませんでした。 最後のシーンは「え?」ってなってショックでした。 ありえない流れではないけど、どうにかして助かる気がしていたんですよね。 どこかに希望をもっていたというか、ハッピーエンドで終わってほしかった。 でも、あれが更なるリアルな恐怖を生み、本当にトラウマになりました。 何しろ、サスペンスの傑作だと思うので残酷なものが大丈夫な方は...この感想を読む
最低でも二回は観たい
ラストシーンが話題になった映画といえば、デヴィッド・フィンチャー監督・ブラッド・ピッド主演の、映画ファンなら見ていて当然のこの作品でしょう。後のフィンチャー作品に共通する、「予測できないラスト」「予測できても、信じたくないラスト」「壮絶な後味」が、この一作に凝縮されています。七つの大罪に準えられた連続殺人を描くストーリーは、一つ一つの殺人が強烈で、キリスト教徒には馴染み深く、「わかっているけどわからない」という展開が続きます。そして最後の殺人。 若手の刑事・ミルズと、ベテランのサマセット。二人の主役がいますが、片方に感情移入することで、映画を二回以上楽しめるつくりになっています。後味は悪いですが、少なくとも二回、見ることで、本作は正当に評価できるかと思います。
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