ラスト・アクション・ヒーローのあらすじ・作品解説
ラスト・アクション・ヒーローは1993年に公開されたアーノルド・シュワルツェネッガー主演のSFファンタジーアクション映画で、シュワルツェネッカー自身が製作総指揮を務めた作品としても知られている。 ザック・ペンとアダム・レフの原案を元にシェーン・ブラックとディヴィット・アーノットが共同で局本を手掛けている。 「キンダカートン・コップ」(1990年公開)で潜入調査で幼稚園の先生に成り済ました刑事を演じ好評を得たシュワルツェネッガーだったがパロディ盛りだくさんだった今作品の業績はあまり振るわなかった。 この作品はニューヨークで母親と2人で暮らし孤独を送っている映画好きの少年ダニーが行きつけの寂れて廃れたとある映画館で仲がいい年老映写技師からもらった『異次元へ行くパスポート』と呼ばれる1枚の不思議なチケットをもらうと突然自分が直前まで見ていた大好きな映画「ジャック・スレイター」の世界に入り込んでしまいシュワルツェネッガー演じるジャックと一緒に行動するという内容になっている。
ラスト・アクション・ヒーローの評価
ラスト・アクション・ヒーローの感想
映画の世界へ
映画が大好きな主人公の少年ダニー。中でも大のお気に入りは、アクション映画『ジャック・スレイター』シリーズだった。ある日、仲の良い老映写技師からもらった魔法のチケットの力で、ジャックスレイターシリーズ最新作の映画の中へと入ってしまったダニー。実際に目の前で動くスレイターに感動しつつも、二人は凶悪な事件へと巻き込まれていく。設定だけ見ると、結構ファンタジー色の強い感もあったりしますが、中身はなかなかに骨太なアクション映画となっています。終盤、魔法のチケットを手に入れた悪役が、スレイターの存在を消すために、スレイター役を演じているシュワちゃんをリアルで殺しにいこうとする等、なかなかにジョークの利いた設定の使いどころがおもしろいです。そういえばこんな映画もあったなあと、なつかしくて久々に観返したい映画です。
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