夜の国のクーパーのあらすじ/作品解説

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夜の国のクーパー

3.503.50
文章力
4.17
ストーリー
3.67
キャラクター
3.50
設定
4.17
演出
4.50
感想数
3
読んだ人
6

夜の国のクーパーの評価

総合評価
3.503.50
(3件)
文章力
4.174.17
ストーリー
3.673.67
キャラクター
3.503.50
設定
4.174.17
演出
4.504.50

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夜の国のクーパーの感想

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摩訶不思議な世界へ引き込まれる

伊坂光太郎ワールド時代が違ったり魔法使いが出てくるタイプではないのですが、ファンタジー小説だと言えるのではないでしょうか。小説は「欠伸が出る。人間からすれば・・・」と突然始まり、語り手が人間ではないことにまず驚きます。不思議な視点の小説が始まったと思っていると、「『ちょっと待ってほしいのだが』私はトムという猫に話しかけた」と、猫の回想話を「私」が聞いているという状況をやっと理解します。そこから、どうしてこのようになったのかという混乱を1つ1つ解決するために猫の話を読み進めていく私は、不思議に思いながらも耳を傾ける「私」と重なっていき、すっかり伊坂光太郎ワールドに引き込まれてしまいます。猫目線の話の展開猫の目線で摩訶不思議な世界の話が語られるため、そこの場で起こっていることを客観的な事実として受け止めることができます。猫目線の話の展開に慣れてきた頃に、話の中でネズミが猫に対して意見を主張す...この感想を読む

4.04.0
  • 珠梨珠梨
  • 89view
  • 707文字

夜の国のクーパーの登場キャラクター

冠人

夜の国のクーパーの名言

いくら戦争で勝ったとはいえ、卑劣な暴力で服従させようとすれば、それは戦争の終わりを永遠になくしてしまうのだ

冠人

国王の冠人が、敵対している国との戦争についての現状を述べ、国民を落ち着かせる場面

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