風の万里 黎明の空 上 十二国記のあらすじ/作品解説

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風の万里 黎明の空 上 十二国記

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風の万里 黎明の空 上 十二国記のあらすじ・作品解説

『風の万里黎明の空上十二国記』は小野不由美による「十ニ国記」シリーズの第4作目にあたる。「十ニ国記」は2015年時点で未完のシリーズであり、諸般の事情によっていくつかのレーベルから出版されている。以下、『風の万里黎明の空上』に関する出版状況を示す。1994年8月に講談社X文庫から出版され、2000年10月には講談社文庫版が再出版された。2012年、シリーズの刊行元の移籍にともない、2013年3月に新潮社から完全版として改めて出版されている。 物語は、主人公の陽子が慶国の王に即位してから1年後が舞台となっている。謀反により公主の座を追われ己の境遇を嘆く祥瓊、陽子と同じ海客でありながら正反対の人生を歩まざるをえなかった鈴が、陽子に対する嫉妬や羨望といった複雑な想いを抱えながらも、やがて慶国内で起きた反乱の平定を通して同じ道を歩んでいく。 アニメシリーズでは2002年10月から2003年3月にかけて放映され、シリーズ中最も長い話数でアニメ化されている。

風の万里 黎明の空 上 十二国記の評価

総合評価
5.005.00
(2件)
文章力
5.005.00
ストーリー
5.005.00
キャラクター
5.005.00
設定
5.005.00
演出
5.005.00

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風の万里 黎明の空 上 十二国記の感想

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風の万里 黎明の空 上 十二国記の登場キャラクター

清秀

よみがな:せいしゅう

楽俊

珠晶

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風の万里 黎明の空 上 十二国記の名言

誰かが誰かより辛いなんて、うそだ。誰だって同じくらい辛いんだ。生きることが辛くないやつがいたらお目にかかってみたいよ、おれは

清秀

自分の不幸を語る鈴に対して、目の前で父親を妖獣に喰い殺された子供が言った言葉。辛いのはあんただけじゃないと諭すシーン

本当に苦しかったらさ、人間ってのはそこから抜け出すために必死に なるんだよ。それをする気になれないってことはさ、ねえちゃん、実は 抜け出したいと思うほど苦しくなかったんだよ

清秀

慶国から巧国、そして奏国へと国の荒廃のために逃れてきた難民の少年、清秀が、不幸に浸り抜け出そうとしない鈴に言った台詞

人が幸せであるのは、その人が恵まれているからではなく、ただその人の心のありようが幸せだからなのです

黄姑

梨耀から嫌がらせを受けていた鈴は、自分の不幸をすべて周りのせいにしていた。自分と状況が違う周りの人間に、自分の気持ちが分かるわけがないと決めつけ、相手の気持ちを分かろうとしない鈴に黄姑がかけた言葉。

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