デュークの評価
デュークの感想
号泣します。
小さい頃から飼っている大切な愛犬デュークが死んでしまって、悲しみでいっぱいの私が電車の中で見知らぬ男の子と出会い、1日を過ごすという短編小説です。読みはじめると、いつのまにかデュークと男の子がシンクロしてきて、どこからともなく光が差しているような柔らかい気持ちになりました。お互いに対する愛おしさがじわじわと伝わってきて、いつのまにか号泣してしまいました。悲しいけどホンワカさが残る素敵なお話です。ちなみに、「デューク」はセンター試験「国語Ⅰ」で出題されたとのこと。試験中、受験生のすすり泣く様子が目に浮かびます。これは試験に集中できなかったんじゃないかな。