号泣する準備はできていたのあらすじ/作品解説

理解が深まる小説レビューサイト

小説レビュー数 3,368件

号泣する準備はできていた

5.005.00
文章力
5.00
ストーリー
5.00
キャラクター
5.00
設定
5.00
演出
5.00
感想数
1
読んだ人
4

号泣する準備はできていたの評価

総合評価
5.005.00
(1件)
文章力
5.005.00
ストーリー
5.005.00
キャラクター
5.005.00
設定
5.005.00
演出
5.005.00

評価分布をもっと見る

号泣する準備はできていたの感想

投稿する

分からない、分からない、

『号泣する準備はできていた』題名に惹かれ、選んだ1冊。江國香織さんの本を読むのは初めてのことだった。中に収録されている物語の題名を見ても、全くどんなことが書いてあるのか想像することができなかった。まず『前進、もしくは全身のように思われるもの』を読んだ。読み終わってからの第一声は、「分からない、分からない」であった。今まで読んできた本は、ストーリーに重点を置いて読んできていた。それは、この本を読んで気づいた。自分は、読み方に習慣(偏り)があったらしい。美術館での心持ちを思い出した。初めて美術館に連れていってもらった時、「私、全然芸術分からない」と呟いたら、「分かるとか、分からないの問題じゃないのよ。え?、とか、これなんか変、とかそういう心がちょっと動く瞬間があればいいのよ。」と教えてくれた大人がいた。この本は、美術館の心持ちで読まないと、読めない。収録されているどの物語も、激しい感情、う...この感想を読む

5.05.0
  • りんごりんご
  • 397view
  • 2378文字
PICKUP

号泣する準備はできていたに関連するタグ

号泣する準備はできていたを読んだ人はこんな小説も読んでいます

号泣する準備はできていたが好きな人におすすめの小説

ページの先頭へ