レニー・ゼルウィガーだけじゃなかった - ザ・エージェントの感想

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レニー・ゼルウィガーだけじゃなかった

4.04.0
映像
3.5
脚本
3.0
キャスト
5.0
音楽
3.0
演出
5.0

夜中のラブレターよろしく、感情に任せて書いた提案書がもとで解雇されてしまったスポーツエージェントのジェリーと、彼の信条に共感して一緒に会社を去ることにした、シングルマザーのドロシー。彼らのラブストーリーと、挫折を味わった男―ジェリーと、彼のクライアントであるロッド、2人について―の復帰と成功の物語。この2軸で話は展開されていきます。 この作品は演出と人物の描き方がとても魅力的です。 公開当時は新人女優扱いのレニー・ゼルウィガーのかわいらしさが強烈に心に残りましたが、改めて見るとそのほかの人物もとても魅力的でした。主人公のジェリーのへたれ具合は、ぎりぎりのラインで憎めないやつというかんじ。 ロッドのハイテンションぶりと、時折見せる友情に厚いところ。 ロッドの奥さんの豪傑ぶり。 ドロシーの息子のレイはとにかく言動全てがかわいらしい。 魅力的な登場人物たちのおかげで、ありふれた、予想の範囲を超えない展開のストーリーが、とても魅力的なものになりました。

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エージェントとしての仕事と女性との結婚の葛藤を描いて惹きつけられる

明るくドライに描かれたエージェントに好感優秀なスポーツエージェント。ふと、大金を動かし、利益ばかり追求する生き方に嫌気がさし、自分の意見を述べた「提案書」を会社に提出します。そして首になります。ライバルにほとんどのクライアントを取られていくトム・クルーズですが、たった一人、芽のでないクライアントと仕事をすることになります。また、会社から自分にあこがれてついてきたかわいい子持ちに女と結婚。最後に、このクライアントがヒーローになり、ハッピーエンドという展開。また、ストーリーの中では、自分についてきた女との結婚の是非や葛藤なども平行して描かれています。至極ドライに描かれていて好感がもてますね。テンポがとてもよく、また、勝った、負けた、鼻を明かしたというような紋切り型なストーリー展開になっていないことがさらに好感度をあげています。女性との葛藤は別の何か意味があるのではいかと連想させるまた、女性...この感想を読む

4.04.0
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