ボーン・コレクターのあらすじ・作品解説
ボーン・コレクターは2000年に公開されたサスペンス・ミステリー映画。原作はジェフリー・ディーヴァ―の同名小説である。 リンカーン・ライムは全米でも優秀な犯罪捜査官であるが、4年前の事故で全身麻痺になってしまう。一方、パトロール中に受けた無線により一人で現場に向かう女性警官のアメリア。彼女は現場で無残な男の死体を発見する。その際に適切な判断により現場保存や不可解に残された証拠などを発見し写真に残す。その行動を知ったライムはアメリアに協力するように要請する。その後、ライムはアメリアを現場に向かわせ鑑識捜査をするよう指示を出すがうまくいかずアメリアとぶつかってしまい一時アメリアはライムの下を離れる。だがその後も新たな殺人が起こり不可解に残された証拠物件からこの殺人事件は連続殺人の始まりであり警察に対する挑戦だということに気付き、証拠から1900年代に書かれた犯罪本にたどり着きその本の記述どおりに殺人が行われていることがわかっていく。
ボーン・コレクターの評価
ボーン・コレクターの感想
息もつかせぬ怖さ!傑作です!デンゼルがカッコいい~!
この映画を観て、タクシーが怖くなりました。 冒頭のシーンが今でも忘れられなくてトラウマです・・・ この映画が怖いのは、本当に日常に潜んでいる恐怖だから、自分の身にもあたかも降りそそぐ気がするからかもしれません。 タクシーに乗っただけなのに、出れなくて殺されちゃうとかないよね本当。 あと、蒸気で焼かれちゃうとか、しかも淡々と殺してしまう本当に残忍で恐ろしい殺人ですが、だからこそ観る者を惹きつけるというか、ゾクゾクして面白い作品なんだと思います。 デンゼルも、まったく動けないものの喋り方から考え方まで役柄とはいえ、彼にはオーラがあり本当にカッコいいんですよ~。 最後はハラハラしましたが、デンゼルならやってくれるだろうと信じてしまう彼のカリスマ性が、まさにこの映画にピッタリな人でした。 彼じゃなかったら、ここまで面白くなかったかも~。ぜひサスペンス好きの人は一度観てみてください!
首から上だけの存在感
連続猟奇殺人事件に、寝たきりの身体で挑む元捜査官の活躍を描くミステリー。原作リンカーランライムシリーズの1作目を映画化した作品です。今作で、ほぼ全身が動かなず寝たきり状態の元特別捜査官リンカーン役をデンゼルワシントンが熱演しております。役柄のため、ほぼ表情と声での表現しかできない状況にもかかわらず、その演技力で、存在感を如何なく発揮できています。また、リンカーンのパートナー役の女性警官アメリアの役を、当時初の主演というアンジェリーナジョリーが、これまた素晴らしい演技で熱演しています。ただ雰囲気、キャスト、演出と高いレベルで良く出来上がった作品だとは思うのですが、真犯人の登場にちょっと「?」といった印象。でもしかし、全体的によい映画だと思いますよ。
アンジェリーナ・ジョリーが女優として、役として才能を開花させた瞬間
この作品の見どころは、まず女優としての才能があるのに埋もれてしまっているアンジェリーナ・ジョリーと、これまた能力があるにも関わらず街の巡査に留まっているアメリアを重ねているところです。アンジェリーナ・ジョリーはこの作品で、劇場公開作品初主演を果たしており、ここから『17歳のカルテ』、『トゥーム・レイダー』等で名女優としての階段を上っていきます。そして、役としては辣腕のライム捜査官によって見事に才能が花開き、事件解決に導くわけですね。作品の内容は、まあまあというところでしょうか。デンゼル・ワシントンとアンジェリーナ・ジョリーというキャストをつかい、そのやりとりは大変面白いものの、肝心の事件自体はうすっぺらで突っ込みどころが沢山あります。ラストで明かされた犯人とその復讐の動機がいまいち一般的にわかる出来事でなく、インパクトが少ないです。詳細が述べられていないので、もしかしたら犯人に感情移入...この感想を読む
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