エリザベスタウンの評価
エリザベスタウンの感想
愛と希望がちりばめられた、魔法みたいな物語
冒頭の『Fiasco(大失敗)』と『I'm fine.(大丈夫)』を最後まであたためる!映画が始まり、まず冒頭に主人公ドリュー(オーランド・ブルーム)が連発する言葉、「Fiasco(大失敗)」と「I'm fine.(大丈夫)」。この言葉は否が応でも観客側の心にグイグイ入ってくる言葉ですよね。映画が始まっていきなりの大失敗物語、その大失敗について「I'm fine.(大丈夫)」とやせ我慢するドリューがとっても痛々しいです。しかしこの「I'm fine.(大丈夫)」を連発する冒頭のシーン、本当にただただドリューの失敗とやせ我慢だけに焦点をあてただけのシーンと言えるでしょうか。誰かに何かを言われる前にドリューは先に「I'm fine.」と答えています。それはつまり、「あなた大丈夫なの!?こんな失敗しちゃって!本当に御気の毒!」という言葉を制して先回りしての発言なのですが、この「I'm fine.」には映画全体に通ずる特別な意味があるのです。「I'm fine.」つま...この感想を読む
スーザンサランドンがいい味出してます♪
オーランド・ブルーム、キルスティン・ダンスト共演のヒューマンドラマ。借金を作って、靴会社を倒産に追い込んだ主人公。恋人にも捨てられ、あげく父が急死してしまい、父を引き取りに父の故郷に行くことになるわけですが、その旅の飛行機で知り合ったスッチーとの恋の予感!そして地元の人とのふれあいが始まり・・・という亡き父の故郷を巡りながら再生の道のりを模索する主人公の心の葛藤と成長を描いています。スーザンサランドンがいい味出してます。彼女は年齢を重ねるごとにいい女優さんになっている気がします。スパイダーマンでのキルスティン・ダンストはあまり好きではないのですが、この映画の中ではかわいいと思いました。