何もしない、よろこび
LizGilbert
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主人公に共感できない正直言って主人公には共感できる部分が少なかったです。結局前の夫のことが好きなのか、前の彼氏が好きなのか最後の方まではっきりしていませんでしたしね。最後にフェリペをまさか選ぶなんて思ってもみませんでした。子供じゃないのにふらふらしている自己中心的な女性にみえてしまってすごく残念。結局リズは自分を愛してる人にくっついていってるだけじゃないのかなって思ってしまいました。テーマは自分の内面と向き合うことなんだろうけど、この主人公の性格とくに日本では共感は得られにくいと思いましたね。高校生ぐらいの年齢でしたらまだわかりますが、いい大人の恋愛とみるとすごく微妙。映画にとって主人公はやはり顔ですから、せめて共感できる性格にしてほしかったですね。最後のフェリペと船で行くと決めたのが主人公の心情を表してはいるとは思うのですが、個人的には前の夫の元へ戻ってほしかったな。街並みが綺麗だリ...この感想を読む
誰もが、『私の人生はこのままでいいのだろうか?』とか、『今の自分に満足していいの?』と、疑問に思う時があると思います。そんな時、この映画を見るととても勇気が沸いてくるはずです!また、なかなか行動に移せない人でも、この映画を通して、きっと擬似世界旅行に出かけられたような気持ちになれます☆また、たくさんの名言も出てきます。「混乱しているのは自分ではなく周囲」「周囲に執着しないこと」「全ての人を先生と思え」自分でいっぱいいっぱいになっていると、周りが見えなくなる時もあるし、また周りの意見に左右されて自分を見失うこともある。そんな時、この言葉を思い出せば、きっと一呼吸置けるような気持ちになれました。また、主演のジュリアロバーツさんが、本当にこんな生き方してるんじゃないかってくらい、すごくいい表情をしています! 一度でいいから、こんな素敵なた旅に出かけてみたいものです☆
LizGilbert
主人公リズが仕事をやめ旅に出ると決意し、まずイタリアでの生活を始めた際に部屋で一人で発した言葉。仕事を全て捨て、何もしないことを選んだリズの幸福感からこの言葉が出て来た。
クトゥ・リアール
彼はリズを沢山愛してくれた。だがリズは怖かった。彼に怒鳴りちらし逃げてしまったのだ。リズがバリを帰る日クトゥの元へと行った。クトゥは新しい彼との関係はどうだとリズに尋ねた。リズは別れてしまったとクトゥに伝える。久しぶりに恋をして幸せだったのにまた彼を失ってしまった。そんな寂しそうで忘れきったように振る舞うリズに、クトゥは「愛の為に調和を失う事は調和ある人生の一部なんだよ」と伝える。