刹那感がたまらん映画
クリスチャン・スレイターが大好きだ。
成宮寛貴顔負けのあの口角の上がりっぷりと
ヤンキーを連想させずにはいられない剃り込み?具合が
なぜか、私のハートを射止めてしまった。
そして、この映画の中の彼!
もう、たまらんのです、クリスチャン・スレイターが!
目が「かかってこいよ」って感じで、
私も心の中で「うん、うん、つかんでやるよ」って言いたくなるような。
相手役のパトリシア・アークウェットも、
安っぽい雰囲気でありながら、
荒波超えて生きてんのよっていう強さがある気がしてカッコいい。
ただのキレた女なのかもしれないのに、
そのキレっぷりが行き過ぎてて面白く感じて、刹那的で、
破滅に向かう姿を見るのってこんなに興奮させられるんだって
知った気がする。
そして、この映画の中の”刹那ボルテージ”を上げてくれるのが
この映画の中で流れる木琴っぽい曲ユア・ソー・クール。
それがバイオレンス調の映像の中で、 刹那すぎて、
肺の下まで手を突っ込まれて引っ張るみたいに体の奥をグッとつかんでくる。
映画音楽作る人って、すごいなって、この映画に教えてもらった。
これから、この二人で何やっちゃうのって思わせてくれる
クエンティン・タランティーノの脚本も良かった。
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