マイ・ボディガードのあらすじ・作品解説
「マイ・ボディーガード」は2004年公開のアメリカ映画である。監督はトニー・スコット。主人公のボディガード役にデンゼル・ワシントン。誘拐のターゲットとなった裕福な家庭の少女には天才子役として評価の高いダコタ・ファニングがキャスティングされている。興行5日目にして2279万ドルの収入となる大ヒットとなった、メキシコを舞台とした映画であるが、原作A・Jクィネルの「燃える男」での舞台はイタリアとなっている。不安定な政治情勢にあるメキシコでは、裕福な家庭の子どもの誘拐が日常化しており、関連するビジネスまでが発展していた。会社経営者のラモスが保険の契約更新のため、その場しのぎで雇った安価なボディ・ガードが、クリーシー。彼はかつては米軍のテロ対策舞部隊に所属する元軍人だが、今はアルコールに溺れる日々を送っていた。警護するラモスの9歳の娘ピタに関心のなかったクリーシーだが、やがて二人の間に信頼関係が芽生え始める。しかしそんな矢先、目の前で誘拐されてしまうピタ。そこからクリーシーの壮絶な復讐劇が始まる。
マイ・ボディガードの評価
マイ・ボディガードの感想
平和はまだ遠い
大好きなトニー・スコット監督の作品!デンゼル・ワシントンとダコタ・ファニングが出演しています。トニー・スコット作品でのデンゼル・ワシントン出演は、私の好きな映画ベスト5に入る『クリムゾンタイド』以来。笑顔がステキなかっこいい俳優だけど、どことなく悲壮感が漂っていますよね。悲しき男の姿がこの映画ではよく出ています。ダコタ・ファニングはアイアムサムなんかでも評価された女優さんです。本作のために3か月でスペイン語・水泳・ピアノをマスターしたとのこと。本作で一番好きなシーンはやっぱりこの2人の演技とは思えない微笑ましい会話。心が温まります。にしても南米は映画当時も今も変わらずこういう状況なんですよね。誘拐に警察官の汚職、麻薬等…。平和はまだ遠いです。
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