デジャヴの評価
デジャヴの感想
映画“デジャヴ”は好みが分かれる名作?
タイムトラベルを描いた“現代的な”SF・サスペンス大作フェリーの船上で爆破事故が発生。後にテロとして捜査が進められることになるが、主人公のATF捜査官はそのテロの捜査過程で『スノーホワイト』という監視システムと関りを持つことになる。実はこの監視システムこそが現在から過去(きっかり四日と六時間前)を覗き見る装置であり、主人公の立てる「過去を見ることができるのなら、事故を未然に防ぐこともできるのでは」という仮定により話が大きく動くことになる。タイムトラベルにまつわる映画はこの映画以外にも多くありその手段、過程も多種多様ではある。が、本作におけるその説明には突飛な部分も比較的少なく、割合『現代的』な角度で描かれている。主演俳優はデンゼル・ワシントン、監督はトニー・スコットデンゼルの出演する大概の映画において彼自身、得てして組織における優秀な人材を演じる印象が強いものだが今作にてもその傾向は当てはまる...この感想を読む
どういうスタンスで観ればいいのか困惑…
全体的に、早口でまくしたてて煙に巻いているという印象が残りました。というのも、未来ではなく今現在であること、そしてタイムマシンが偶然の産物であること、しかもその不完全なツールをテロ捜査に使用するなど、説得力を持たせるのが難しい設定のオンパレードなので、そうするしかないって感じですね。SFとして観ても、ポリスアクションとして観ても、どうしても違和感を感じてしまいます。伏線が回収されるときのすっきり感はありますが、それだけに終始している感は否めないといったところでしょうか。それだって、伏線の回収をメインに楽しむほど新鮮さや驚きもないですし…ただ、ハリケーンカトリーナに見舞われたニューオーリンズ市民にとっては、記憶に残る作品かもしれません。
見る人を選び、理解する人を選び、理解できた人にのみ好かれる悲しいさだめのSF映画
デンゼル・ワシントン主演SFタイムトラベル映画、なんども時点を行ったり来たりループして結果に影響を出そうとする映画です。これは運命の人を救え、で何回か救おうとしていたら、自分がその人の虜になっていましたと言うラブストーリーにも仕上がっています。苦労して作ったのだろうとうかがえて、なんとなくこの人、あの辺で見たかな、と記憶にちょろっと残るという演出が憎いです。SFファンなら数回楽しんで見る事になるでしょう。理屈こねることが好きな人には宜しいでしょうが、簡単明瞭なものにしか興味に無い人には勧めないでください、相手から殴られるかもしれません。忘れないでください、娯楽でデートに見る映画では在りません、アナタは連れて行った相手に嫌われるかもしれません。要注意の映画です。
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