地獄の黙示録のあらすじ・作品解説
地獄の黙示録は、原作ジョゼフ・コンラッド「闇の奥」をフランシス・フォード・コッポラ監督が映画化し、ジョン・ミリアス/フランシス・フォード・コッポラが脚本、カーマイン・コッポラ/フランシス・フォード・コッポラが音楽を担当した。 1981年第4回日本アカデミー賞にて「外国作品賞」ノミネート、1980年第52回アカデミー賞「撮影賞」「音響賞」受賞、1980年第37回ゴールデングローブ賞「最優秀助演男優賞」「最優秀監督賞」「最優秀作曲賞」受賞、1979年第32回カンヌ国際映画祭「コンペティション部門」「パルムドール」「国際映画批評家連盟(FIPRESCI)賞」受賞している。 カーツ大佐の暗殺を命じられたウィラード大尉は、暗殺に向かう道で、ベトナム戦争による悲惨な惨状を目の当たりにしてしまう…。 キャストに、マーロン・ブランド/ロバート・デュバル/マーティン・シーン/フレデリック・フォレスト/アルバート・ホール等をキャスティングしている。
地獄の黙示録の評価
地獄の黙示録の感想
微妙
ハードボイルドな映画ですかね。前半は面白くて飽きさせない内容でしたが、後半が酷すぎる!虎が出てくるシーンまでで見るのを止めればよかったそこまでは面白かったので戦争ものが好きな方にはオススメです。私の理解力が足らないせいかもしれませんが後半は本当に時間の無駄でした。もう数年経って改めて見たらまた違う見方が出来るのかなぁとも思いましたが、現時点ではなぜ評価されてるのか理解できない映画でした。空爆もしなけりゃ部族の人達も神を殺されて何もせずお見送りしている本当に意味がわからない神が狂ってしまった理由もいまいち弱い気がするし、わざわざベトナムに戻った意味もわからん残虐な戦争を終わらせたいなら上にのしあがって指揮する立場になればいいのにエリート街道をすててまでして部族の神?イカれ具合ですら中途半端部族が神と崇めるに至った経緯もわからんし、まさか詩の朗読だけで崇めてるわけじゃあるまいしこの感想を読む
もうひとつのベトナム戦争
ベトナム戦争で現地に派遣されて、ジャングルの奥地で現地人の王となっているというカーツ大佐を暗殺するように指令を受けて、主人公は部下らと現地に向かいます。現地の事情や戦争のさなかにサーフィンなど独特の現地情勢が展開する中で一行はカーツ大佐の元にたどりつきます。現地のカーツ大佐は異常な感じで、ベトナム人の中に君臨していますが対決シーンのようなものはありません。意味深に本を読み上げる中で、近寄って殺害するというパターンです。噂ではこのシーンは最後のクライマックスとして一対一の対決シーンがあったそうですが、それがあったほうがすっきりしたと思います。前半までの冒険と前フリがそれなりに筋が通っていながら、最後でなんとなく尻切れトンボになったのはその構成上の問題があると思います。しかしながらワーグナーの音楽を背景に爆撃シーンなど随所に戦争でありながら狂気を感じさせるシーンもあり、見ても損はないと思い...この感想を読む
コッポラが打ち立てた戦争映画の金字塔
戦争の末端で広がる人間の狂気を見せつけられる映画です。極秘の暗殺指令を受け取ったウィラード大尉は、哨戒艇に乗り込みジャングル奥地へ向かう事になります。哨戒艇で遡上しながら暗殺対象のカーツ大佐の資料を読み解きつつ、目の前で繰り広げられる戦争の狂気を目の当たりにします。まず映像に圧倒されます。そして音楽。特にワーグナーの「ワルキューレの騎行」を鳴らしながら、敵のてる村落を攻撃していくシーンは見る人に強烈な印象を与えると思います。また、ジャングルの兵士の慰問に来たプレイメイトのステージに対して無数の若い兵士達が暴徒と化し押し寄せてくる様子など、多くのシーンで人の狂気の部分が圧倒的な映像で見せつけられます。
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