パルプ・フィクションのあらすじ・作品解説
パルプ・フィクションは、ビンセント・ベガ:ジョン・トラボルタ、ジュールス・ウィンフィールド:サミュエル・L・ジャクソン等を配役し、クエンティン・タランティーノ監督・脚本・原案で製作された映画である。もう一人の原作はロジャー・エイバリー、製作総指揮にはダニー・デビートが担当している。 1995年第18回日本アカデミー賞「外国作品賞」ノミネート、1995年第67回アカデミー賞「脚本賞」受賞。1995年第52回ゴールデングローブ賞「最優秀脚本賞」1994年カンヌ国際映画祭「コンペティション部門」「パルムドール」を受賞している。 舞台はロサンゼルス、コーヒーショップにパンプキン、ハニーバニーの不良カップルが突然強盗を始めてしまう。一方盗まれたトランクを取り戻すために二人組のギャングのビンセントとジュールスがいた。ビンセンとはボスの情婦と一晩デートをすることになってしまう。ギャングのボスは、マーセルスを軸とした物語が始まっていく…。
パルプ・フィクションの評価
パルプ・フィクションの感想
オシャレな映画
マフィアものとかはあまり見ないのですがこの映画のポスターのユア・サーマンがかっこよすぎて気になってみてみたら中身はもっとオシャレな物でした。話が前後していて最初は内容が解りづらかったのですが何度見ても苦痛に思わないので内容が理解出来るまで何度も何度もみました。何度みても同じ所で心ときめくのです。内容が理解出来る頃にはこの映画の虜になっていてマフィアものの映画をもっとみたくなってしまいましたがこの映画はマフィアものという事ではなくジャンル付けをするのなら「マフィアもの」というだけであって正しいジャンルは「クエンティン・タランティーノ 」なんですね。改めてすごい監督さんなんだと思った作品でした。
タランティーノっぽい
映画大好きなタランティーノっぽい作品だと思います。登場人物のセリフ、行動、どれをとっても絵になる。映画にすべき映像が詰まっています。この作品の映像をコマ送りにしてもどの瞬間もポスターになるんじゃないかというぐらい1秒も無駄がないです。音楽もすごくかっこよくってサントラまで買ってしまいました。タランティーノの映画の時のユア・サーマンがまた良いんですよね真似できるはずもないのにこういう女になりたいなって思わせてくれる部分が多くて本当にいい女映画の内容もタランティーノらしいギャングな話。この映画を見たあとは毎回どうしてか強くなった様な気持ちになれます。
まさにパルプ・フィクションな映画の傑作
何度観たかわからない作品の一つです。何か伝えたいことでもあるのかと思いきや、まったくない、本当に扇情的なだけの、なおかつ本当によくできた作品だと思います。ストーリーの中にはいろんな主人公たちの小さな人間関係が詰まっていて、それらが微妙に絡まっているだけの話なのですが、まあ、ほんとうによくできていると思います。映画を観たことの無い人にとっては、ユマ・サーマンとトラボルタの恋物語だと思っている方もいるかもしれませんが、そうではありません。けっこう淡い感じに、いろいろなことがみっしり詰まっているストーリーなんですよね。ブルース・ウィリスと若い女の子の、翌朝になったらブルーベリーパイを食べる話のシーンや、ユマがミルクシェイクをジャックラビットスリムスで飲むシーン、オーバードーズで死にかけて助かった後に別れるシーンなど、すべてが淡い恋の雰囲気なのですが、それがアメリカのはっきりいってロクでもない...この感想を読む