バックドラフトのあらすじ・作品解説
バックドラフトは1991年に公開されたシカゴを舞台に活躍する消防士をテーマにしたサスペンス映画である。監督はロン・ハワード。 この映画のタイトルともなっている火災現象は、密閉された状態で不完全燃焼を起こしているところに一気に大量の酸素が供給されることで起こる爆発的な火災のことである。ILMを駆使して撮影された炎は、時には怪しく揺らめき時には迫力のシーンを作り出し、見るものに様々な印象を与える。 消防士の父デニスの殉職を目の前で見た20年後、ブライアン(ウィリアム・ボールドウィン)は兄ステーブン(カート・ラッセル)が隊長を務める17分署へ新人消防士として配属される。父への想い、そして自分より先に消防士になった兄に対する葛藤の中で火災を装った連続事件が発生する。屈強な隊員たちにと共に火災現場の経験を重ねて成長していく姿と、連続事件の意外な真相を描いた作品である。 また、兄を演じるカート・ラッセルは父親デニス役として2役を務めている。
バックドラフトの評価
バックドラフトの感想
消防士の鏡です。
この映画が公開された事で、このバックドラフトという言葉の意味を知った人はたくさんいたでしょう。映画を観ていない人でさえ、テレビのバラエティー番組で取り上げられていたので、何気に知っていたりするのです(笑)そんな話題を呼んだこの映画、まさしくこのバックドラフトなる現象を逆手にとって殺人事件を起こすストーリーになっているのですが、内容的にはまさにアメリカンヒューマンドラマ的な色の濃い映画です。友情・愛情・親子愛・兄弟愛などなど、感動を与えてくれる要素がてんこ盛りの大作です。それを盛り立てるように音楽がまた素晴らしい曲ばかりです。サントラだけでもいいかも(笑)たぶんこの映画を観て消防士にあこがれた人は少なくないと思います。あなたもふと泣きたいと思ったとき、この映画を見てみましょう。
映像がすごかった
公開当時に内容を何聞かされずに姉の付き添いとして映画館で観た作品です。「バックドラフト」という言葉の意味も知らなかった私は野球の映画かとも思っていたので内容にビックリしたのは勿論の事。映像の凄さに驚きました。スクリーンに映し出される大規模な火災の映像。当たり前ですが今までニュースのスクープ映像等でみてきた火災の映像とはまるで違っていて幼いながらもこれどうやって撮影したんだろうと疑問に思いました。スクリーンから熱まで伝わってきてるんじゃないかと思うぐらい映画館の中が暑く感じたのをよく覚えています。映像が凄すぎて内容をあまり覚えていないのがちょっとおしい所ですよね
てへぺろなウィリアム・ボールドウィンの青春映画。
この映画で締め切った室内での火災もコトと次第によってはすごく危ないんだ、ということを知りました。燃焼には酸素が必要なんですもんね。お話としては、とてもアメリカ的なグローイング・アップ・ストーリーです。やんちゃな弟をウィリアム・ボールドウィンが好演しています。ロバート・デーニーロとドナルド・サザーランドは出ている場面は少ないですが、印象深い重イイ役どころです。やんちゃのせいもそうですが、消防士の話としては、ちょっといろいろはしょられていて、緊迫感はあまりありません。火災のシーンはけっこう迫力ありますが、放火犯罪とか消防士のシビアな現実とかがテーマの作品ではないですね。
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