テキトーなところがいいのかも
宇宙に行くには優れた頭脳・体力・精神力が求められます。だから宇宙飛行士というのは超難関エリートで、選ばれた後も何年も受けてやっと宇宙に行けます。 しかしこの映画では、地球上の普通の社会においても問題ばかり起こしている人々が選ばれ、ろくに訓練もしないまま人類と地球の運命を託されて宇宙に送られます。 その辺がなんともいいかげんというかテキトーというか、どちらかというとB級作品に近いかもしれません。おそらく真剣な物語にしようという考えもなかったのでしょう。地球の危機というわりにはノリが軽すぎて、割り切ってみればけっこう笑えます。 宇宙に行くとやはり次々に起こるアクシデントがあって、これも軽いノリで乗り越えていきます。それでもいろんな問題が次々と起こるので、活劇作品としてあまり細かく考えなければそれなりに見られます。男臭い命懸けの活劇に中心が置かれていて、ハリウッドの古典的なお約束の展開ですが、とにかく派手でアメリカ的ヒーローの活躍を見てすっきりしたいという人にはおすすめです。
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