テキトーなところがいいのかも - アルマゲドンの感想

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テキトーなところがいいのかも

4.04.0
映像
4.0
脚本
3.5
キャスト
4.0
音楽
4.5
演出
3.5

宇宙に行くには優れた頭脳・体力・精神力が求められます。だから宇宙飛行士というのは超難関エリートで、選ばれた後も何年も受けてやっと宇宙に行けます。 しかしこの映画では、地球上の普通の社会においても問題ばかり起こしている人々が選ばれ、ろくに訓練もしないまま人類と地球の運命を託されて宇宙に送られます。 その辺がなんともいいかげんというかテキトーというか、どちらかというとB級作品に近いかもしれません。おそらく真剣な物語にしようという考えもなかったのでしょう。地球の危機というわりにはノリが軽すぎて、割り切ってみればけっこう笑えます。  宇宙に行くとやはり次々に起こるアクシデントがあって、これも軽いノリで乗り越えていきます。それでもいろんな問題が次々と起こるので、活劇作品としてあまり細かく考えなければそれなりに見られます。男臭い命懸けの活劇に中心が置かれていて、ハリウッドの古典的なお約束の展開ですが、とにかく派手でアメリカ的ヒーローの活躍を見てすっきりしたいという人にはおすすめです。

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地球の命運をかけた戦い

ブルースウィリス主演のSFパニックアクション映画。まあ超有名な作品ですからあらすじは語るまでもないでしょうね。なんていうか、映画としてはとても好きな作品ではあるのですが、ここまでの評価を受ける作品なのかどうかは正直疑問ではある映画です。いやおもしろいんだけどさ。キャストに関しては主演のブルースウィリスをはじめ、渋いベテラン勢がいい味だしています。スティーヴ・ブシェミは最高です。もちろんベンアフレックやリヴタイラーの演技も真にせまって良かったと思います。演出・キャストはまったく文句なしの出来栄えで、じゃあお前どこが気に入らないんだよ?と言われてしまうとうまく言葉にできないのですが、地球の命運を預けるには少々軽すぎるメンバーに、宇宙に出る事の扱いの軽さ、少数精鋭のわりに偏ったメンバー、そもそもアメリカの技術者の信頼度ってそこまであるのだろうか?みたいな疑念。都合よく壊れる機器達etc。壮大なテー...この感想を読む

4.04.0
  • ピッチャーピッチャー
  • 192view
  • 447文字

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