人間誰にも弱みがある
ユージーン・キトリッジ
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ミッション:インポッシブルは1966年から1973年まで放送されたアメリカテレビドラマ、スパイ大作戦を映画化したもので、1996年に公開された。主演のトム・クルーズは初めて、この作品で映画プロデューサーとして、自らブライアン・デ・パルマを監督として選んだ。 この作品は、CIAの特殊作戦部に所属している主人公イーサンが、仲間とともに任務にあたっているとき、仲間が次々と殺されてしまい、その犯人を探すため奮闘する作品である。体を張ったアクションシーンが見どころである。オープニングテーマは、テレビシリーズのものをそのまま使用している。CIAとの連絡方法などが、テレビシリーズとは異なっている。 日本では配給収入が約36億円となった。全世界では興行収入が4憶5,000万ドルを突破している。このヒットにより続編が次々と作られ、2000年にM:I-2、2006年にM:i:3、2011年にはゴースト・プロトコルが公開された。
プロが駆使する心理作戦最初から最後まで誰が味方で誰が敵なのかわからない状態が続きます。誰もが人をあざむくプロなので仕掛けまで巧妙です。死んだと思わせたり、仲間だと思わせたり、敵だと思わせたりといろいろな策が練られています。しかしどの策にも共通しているのは人の心理を利用した作戦です。「敵を騙すならまず味方から」と言われます。しかし、この状態では誰が本当に味方なのかわかりません。ではまず誰を騙すのでしょう?この場合はどれだけ自分を騙せるか(思い込むことができるのか)ということが重要となるでしょう。騙されないということだけでなく、騙されていることを知っていながら相手の動向をうかがうというのもプロの技なのでしょう。イーサンは最初のミッションで自分たちのほかに別のCIAも動いていたことを認識しています。しかし仲間を失うまでなぜ他のチームが動いているのかわからなかったため、そのまま様子を見ていたよ...この感想を読む
トム・クルーズさんが演じるイーサン・ハントが頼れる仲間と共に難解なスパイミッションに挑んでいくシリーズの第一作目です。けっこういろいろな人物が登場しますが、ミッションや裏切り者の存在も絡み、それぞれ緊迫感のある駆け引きが展開されます。ジャン・レノさんの存在感も、ああいった役でしたがやっぱり素晴らしかったです。スパイ道具もいろんなものが登場して面白かったですね。特にガム爆弾というのが、ピンチを切り抜けるためのさりげない武器という感じで、いかにもスパイっぽくて良かったです。2以降もですが、ミッション決行中などは常にハラハラさせてくれますし、話もなかなか凝っていて観ててワクワクできる映画です。
初めてスパイ映画という作品で見たこの映画は、見たこともないアイテムでミッションを遂行していくアクション映画でした。便利なアイテムも見所の一つですが、明らかに無理だろうと思えるミッションを遂行してしまう主人公のイーサン・ハント(トム・クルーズ)はカッコイイの一言。この作品では裏切り者の濡れ衣をきせられてしまうイーサンが、濡れ衣を晴らすために独自の調査をし、絶対に取り出し不可能といわれているセキュリティーから「ノックリスト」を奪い取るため奮闘します。アクションもさることながら、演出やアイテムの発想がすごいとこも見どころだと思います。また、真実を知った上で裏切り者は誰なのか・・・推理的な部分も見所です。
よみがな:いーさんはんと ニックネーム:イーサン 性別:男性 国籍:不明 住まい:アメリカ 所属:IMF(インポッシブル・ミッション・フォース) 性格:冷静沈着、なおかつ行動的 ポリシー:常に先を読んで行動する 特技:人間離れした身体能力を活かした潜入捜査 物語上での目的:自分のチームを壊滅させたIMFの裏切り者...
ユージーン・キトリッジ
裏切者と疑われるイーサン・ハントを追うキトリッジとその部下は、またも間一髪でイーサンに逃げられる。イーサンはよく訓練された変装自在のスパイなので、地元の警察に協力を頼んでも、空港に見張りを立てても捕まらないだろう。「どうする?」という部下に、キトリッジの答えは「追わずに向こうから来させる。人間誰にも弱みがある。その弱みを押さえるんだ」。
ジム・フェルプス
自分の妻のクレアとイーサンの仲を疑ったジムが、イーサンに銃を向けながら言うセリフ